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2021年6月

2021/06/30

届かぬワクチン 道内市町村困惑 接種予約休止の動き

 今日は、インタビュー①の収録です。朝から直接現地へ。PCR検査は陰性です! 来週も出張があります。大した距離ではありませんが、久々の出張(取材)なので、ちょっと変化感じ。冷静に振り返ってみると、都内以外の取材は1年以上やってないかも。インタビューはおもしろかった。ほんとうに、おもしろい。終わった後に聞いた奇跡の話もさらにもしろかった。

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 相方は、ここのところ毎日、学生対応で忙しそう。この局面でこの事件というのは、それなりの理由もよくわかる。たいへんな毎日の話を聞きながら、この担当に、よく彼女をつけたなあ。その管理職のセンスに脱帽したりするけどね(笑)。無理しないようにねえ。

 東京は、ふたたび感染爆発に向かう。ほんとうにオリンピックなのか?

届かぬワクチン 道内市町村困惑 接種予約休止の動き(北海道新聞)
 新型コロナウイルス感染拡大防止の切り札とされるワクチンの道内供給に一部でブレーキがかかっている。政府は米モデルナ製による職場接種の受け付けを25日に休止。自治体からは市町村向けの米ファイザー製も供給が滞っているとの声が聞かれ、接種予約を休止する動きも出始めた。

 小樽市は29日、ワクチン接種の新規予約を同日から一時停止。ファイザー製ワクチンの入荷が見通せないためで、6月中旬に道を通じて「国の調整が遅れ、供給できる見込みがつかない」と説明されたという。

 市は65歳以上の高齢者4万6千人の接種を進めている最中。29日には60~64歳7400人の予約を開始する予定だったが延期した。政府が掲げる高齢者接種の7月末完了は厳しい情勢となり、市保健所の田中宏之所長は「国にワクチン供給を絞り込まれてしまっている」と困惑する。

 釧路市は当初、6月末から60~64歳の予約を受け付ける予定だったが「必要数のワクチン確保が難しい」と国と道から連絡があり、予約開始のめどは立ってないという。市は「できるだけ早く接種を始めたいのだが」と複雑な表情だ。……

 国は何をやってきたのか、あらためて説明と責任を明らかにするべきなのだとは思う。それはワクチンと言う話だけではなく。おそらく、大企業の職域と、大都市を中心にすすめるのだろうなあ。それでほんとうにオリンピックは大丈夫なのか?

 今日は、宮森小の日だった。いろいろ考える一日。

2021/06/29

接種券がきていました

 暑いから酎ハイとか、ホッピーとか調子よく飲んでいると、夜中ひんぱんに……で、よくないなあ。まあ、しゃあないかなあ。とにかく疲れをとらないとねえ。今日は、インタビュー①準備、対談①の日時の設定、インタビュー②と8月インタビュー①の設定もはじまっているので、それぞれ準備をしなくっちゃねえ。8月と9月の原稿依頼なども手打ち。なんか、やっぱり自分で、自分の首を絞めている感。今日は会議日でもあった。たまっていたお金関係の実務も処理する。結構、バタバタと一日が過ぎていく。まわりは選挙モードなんですけどねえ。

 家に帰ってきたら接種券がきていました。

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 先週、市のHPを見ると、65歳未満基礎疾患ありの方は、申告してくださいとあった。申告してみると、希望する曜日と会場を書くようにと指示があった。それで、申告したら、なんと、日時まで指定された接種券が送られていた。近日中に、行ってきます。迷ったり、考えたりする間もなくなね。まあ、基本は打つかなあとは思っていたので。7月中には完了する予定。

 

2021/06/28

トランスジェンダーを公表したシンガーが語る「紅白で私の心は死んだ」理由 を読む

 今日も、来月インタビュー①の準備。あと、たまった実務。眠いですね。いろいろメールのやりとりもするが、なかなかまだまだ詰まってきません。選挙を目前に、うーん、難しいハンドリングになっていくなあ。

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 来月の原稿が来た。圧倒される原稿だった。うん。ほんとに。

 さて、今日読んだネットの記事。

トランスジェンダーを公表したシンガーが語る「紅白で私の心は死んだ」理由
中村 中という生き方1【前編】

梅津 有希子

ひとりのシンガーの14年前の出来事
 「LGBT」「LGBTQ」(LGBTQIAと称することも)ということばを日常的に耳にするようになり、ヒット商品を作るうえでも「ジェンダーレス」がキーワードになっている近年、日本の芸能界でもLGBTをカミングアウトする人が少しずつ増え、性の多様性が認知され始めている。
 政府も性の多様性に関する「LGBT理解増進法案」を進める動きも出てきた。しかし、結局は推進を進める自民党の特命委員会の中にも差別的な発言が続出し、5月20日法案了承を先送りとなった。そもそもこの法案の趣旨自体、きちんと理解されていない象徴でもあるという声も多かった。LGBTをカミングアウトする人が増えたといっても、これが日本の現状でもある。……

 ほんとうに、当事者の立場になって、当事者が苦しんでいること、こまっていることを理解するのは、たいへんなこと。簡単にわかったつもりにならない、深く理解する、聞くことを大事にするということはほんとうに大事だと思う。と、同時に、いろいろな困難なもとでも、人間としての根っこの尊厳を大事にしようとする、その当事者の思いには胸が打たれるし、学ばないといけないと思った。

 夜、除湿を書けると、水漏れ。ちょっと大変だなあ。やっぱりダメかなあ。

2021/06/27

「あなたを知ってしまったから」

 今日は、朝から掃除デー。団地の草取りもあった。新しく引っ越しされてきた方と話したり、団地の理事会の様子を聞いたり。まあ、大事な社交の場。

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 仕事の方は、来月のインタビュー①の準備。だけど、今月作業の疲れが尋常でなく、眠くって、はかどらないなあ。ほんとに、全然、すすまない。回復までに、ちょっと時間がかかりそうだな。メールのやりとりも若干。対談①の設定がすすみつつある。あと、今日はお昼にビラ撒き、そしてビラ折り。

 途中、朝早くやっていた「こころの時代」の「あなたを知ってしまったから」を見る。

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 コロナ禍で生活に困窮する人が急増する今、稲葉剛さん・小林美穂子さん夫妻は支援に奔走している。現場で命のありようを見つめてきた2人にそれぞれの半生と「今」を聞く。

 東京の支援団体で活動する稲葉剛さんと小林美穂子さん。住まいを失った人に、一時的に暮らせる部屋を提供するなど、先駆的な取り組みを続けてきた。コロナ禍で失業者が10万人を超える中、生活を取り戻してもらおうとする二人の活動は、かつてない切迫感に直面している。二人の原点にあるのは、それぞれが体験した“取り返しのつかない死”。後悔と自問を抱えて歩む二人の半生を通して、コロナ禍で問い直される命の重みを考える。

 稲葉さん、小林さんには、ボクも仕事でお世話になっている。すごい人たちだ。あの稲葉さんのクールさと、小林さんの熱さの裏側に、こういう痛恨の思いがあったのかと、あらためて思う。やっぱり、ボクもまっすく前を向いて、歩かなきゃ。背筋がピンとなった。

 

2021/06/26

三郷市議選 「コロナ禍の労働市場と労働運動――非正規・貧困・ジェンダー平等の視点から」 「表現の不自由」展 東京シューレ

 昨日まで、工場籠城。今月は担当も多く、手間がかかる仕事でもあったので、くたくた。自分では、まだ大丈夫と思っているのだけど、ぜんぜん、集中力も何もかも続かずに、抜けていることばかりという状態だった、昨日。今日は早朝仕事スタートで、さらにヘロヘロ。戻ってきて、少しだけ、寝た。
 それから、掃除、洗濯などをすすめて、あとは、次号、次次号のためのメールを出したり、資料をつくったり。なかなかすすまないなあ。まあ、楽して、すすむと思ったらダメだよねえ。苦労しなくっちゃいけないなあ。

 さて、午後には、目前にせまった市議選の演説会。

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 深川ともかさん。今度の市議選では、2期目の挑戦する。演説を聞くのは久しぶりだけど、自分の言葉で、人の心を動かす話をしていた。弱い立場の人とともに歩み、よりそう深川さん、ここにありです。がんばれ_。

 午後からは、福祉国家構想研。「いま、社会変革に何が必要か―コロナ禍を乗り越える変革構想――」の第一回目、「コロナ禍の労働市場と労働運動――非正規・貧困・ジェンダー平等の視点から」。まずは、久しぶりの後藤道夫さん。雇用収縮の特徴として、規模が大きいこと、解雇や雇止めはいまある数字ではリーマン期よりもやや少ない、休業、時間減が大規模、雇用収縮の影響が非正規/女性に集中、影響の大きい産業、職業がある。後藤さんの話を聞きながら、労働運動が、資本とのあいだで交渉能力を失って、いままで世帯を支える軸とされていた男性労働者の賃金も減っていること、一方で、女性や高齢者、学生課が労働力化し、そこからほんとうに底が抜けたような酷いことになっている。ほんとうに、そこをどう変えていくのか?うーん。

 続いて蓑輪さん。「コロナ禍の女性労働 ケア労働の視点から」。ケア労働が、エッセンシャルワーカーの問題、ケア労働の問題が注目をあびるが、放置され、相談が急増していたことから話がはじまる。ケア労働には、フォーマル、インフォーマルの労働がある。いったう何が起きているのか。あまり明らかになっていない、ボクもしらなかったような実態も紹介があっていろいろ考えさせられる。とりわけ、インフォーマルなケアの問題には光が当たっていない問題はとっても大事だと思った。社会的な制度が、実際の生活実態にあっていない問題が、ものすごく明らかになったわけなのだけれども、「自助」の政治だし……。ほんとうにどう変えるのか。いろいろ、胸がつまり思いをする。

 週刊の配達の途中。ずいぶん久しぶりのママ友に遭遇。少し話した。

 ここのところいろいろな問題があった。

 まずは、「表現の不自由展」の延期問題。東京はふたたび、大阪でも……。昨日はオープニングイベントを聞いた。少女像の作者が語る。芸術表現の自由をめぐる問題ということがあるが、攻撃側は、やはり、「慰安婦」問題がいちばん大きなものとして攻撃をかけてくる。そもそも、少女像の作者の思いは、日本の責任だけではなく、戦後の韓国社会の責任を問いかけているのは有名な話。しかし、そういうことも理解せず、ただ、「慰安婦」をなかったものにしようという攻撃。ほんとうに根深い歴史修正主義の動きが悲しい。ネットの書き込みなども見ると、ほんとうにつらくなる。絶望せずに、あきらめないために、もっと、いろいろ考えなければいけないことあるだろうなあ。戦後に、日本の思想的営み欠落しているものなども、よく考えたいものなような気がしている。

 もう一つは、東京シューレの性暴力事件。加害者が、専門性も倫理も教育されていないのに、施設の責任者を任されていたことが問題だという議論もある。たしかに、それはそうだとは思う。だけど、免許をもった教員だって、わいせつ教員が生まれている。もちろん、教員への教育制度にも欠陥はあるのだろうけど……。フリースクールとか、居場所などの専門性の問題は、とても難しく、試行錯誤されていた。加害者は、体験者であることが重視されたのだろうけど、そういうことは、いたやっているテレビドラマの「ひきこもり先生」だってそうだろうし。ほんとうに、つっこんだ議論は必要だとは思うけど、やっぱり、この社会にある根深い、力で支配してもいいんだという意識?無意識?というものが、ほんとうに後半にあることの問題に真正面から向き合わないとだめなんだろうなと思った。それは自分だってそうだろう。

 いろいろ考えさせられることが毎日ある。

 

 

2021/06/23

みるく世の謳

 今日も、バタバタとした一日。ゲラ転がしと、実務と、ゲラ読み、最後の提稿作業と1日が過ぎていく。今月も何とか雑誌は出そうだなあ。かなり疲れたけど、筆者、座談会出席者のみなさんの熱心な協力で、ほんとうにありがたいです。あと一息、明日からの工場籠城がんばりますからねえ。

 今日は、沖縄の慰霊の日。式典はいつも職場でテレビで見る。今年もそう。中学2年生の、「平和の詩」に涙する。

みるく世の謳

宮古島市立西辺中2年 上原美春

 

12歳。

初めて命の芽吹きを見た。

生まれたばかりの姪(めい)は

小さな胸を上下させ

手足を一生懸命に動かし

瞳に湖を閉じ込めて

「おなかすいたよ」

「オムツを替えて」と

力一杯、声の限りに訴える

 

大きな泣き声をそっと抱き寄せられる今日は、

平和だと思う。

赤ちゃんの泣き声を

愛(いと)おしく思える今日は

穏やかであると思う。

 

その可愛らしい重みを胸に抱き、

6月の蒼天(そうてん)を仰いだ時

一面の青を分断するセスナにのって

私の思いは

76年の時を超えていく

 

この空はきっと覚えている

母の子守唄が空襲警報に消された出来事を

灯(とも)されたばかりの命が消されていく瞬間を

 

吹き抜けるこの風は覚えている

うちなーぐちを取り上げられた沖縄を

自らに混じった鉄の匂いを

 

踏みしめるこの土は覚えている

まだ幼さの残る手に、銃を握らされた少年がいた事を

おかえりを聞くことなく散った父の最後の叫びを

 

私は知っている

礎(いしじ)を撫(な)でる皺(しわ)の手が

何度も拭ってきた涙

 

あなたは知っている

あれは現実だったこと

煌(きら)びやかなサンゴ礁の底に

深く沈められつつある

悲しみが存在することを

 

凜(りん)と立つガジュマルが言う

忘れるな、本当にあったのだ

暗くしめった壕(ごう)の中が

憎しみで満たされた日が

本当にあったのだ

漆黒の空

屍(しかばね)を避けて逃げた日が

本当にあったのだ

血色の海

いくつもの生きるべき命の

大きな鼓動が

岩を打つ波にかき消され

万歳と投げ打たれた日が

本当にあったのだと

 

6月を彩る月桃(げっとう)が揺蕩(たゆた)う

忘れないで、犠牲になっていい命など

あって良かったはずがない事を

忘れないで、壊すのは、簡単だという事を

もろく、危うく、だからこそ守るべき

この暮らしを

 

忘れないで

誰もが平和を祈っていた事を

どうか忘れないで

生きることの喜び

あなたは生かされているのよと

 

いま摩文仁(まぶに)の丘に立ち

私は歌いたい

澄んだ酸素を肺いっぱいにとりこみ

今日生きている喜びを震える声帯に感じて

決意の声高らかに

 

みるく世(ゆ)ぬなうらば世(ゆ)や直(なう)れ

 

平和な世界は私たちがつくるのだ

 

共に立つあなたに

感じて欲しい

滾(たぎ)る血潮に流れる先人の想(おも)い

 

共に立つあなたと

歌いたい

蒼穹(そうきゅう)へ響く癒しの歌

そよぐ島風にのせて

歌いたい

平和な未来へ届く魂の歌

 

私たちは忘れないこと

あの日の出来事を伝え続けること

繰り返さないこと

命の限り生きること

決意の歌を

歌いたい

 

いま摩文仁の丘に立ち

あの真太陽(まてぃだ)まで届けと祈る

みるく世ぬなうらば世や直れ

平和な世(よ)がやってくる

この世(よ)はきっと良くなっていくと

繋(つな)がれ続けてきたバトン

素晴らしい未来へと

信じ手渡されたバトン

生きとし生けるすべての尊い命のバトン

 

今、私たちの中にある

 

暗黒の過去を溶かすことなく

あの過ちに再び身を投じることなく

繋ぎ続けたい

 

みるく世を創るのはここにいるわたし達だ

 圧倒的な言葉の力。中2の少女が見つめる、沖縄の過去、いま、未来。「みるく世を創るのはここにいるわたし達だ」

 まだまだ、がんばろうと思った。

 来年は復帰50年。名護からはじまり知事選までたたかいは続く。いろいろ考え中。

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2021/06/22

「赤木ファイル」開示 改ざんの過程を詳細に記録

 いよいよ工場籠城目前。追い込みの局面である。とにかくゲラを転がさなければならない。ほかの実務もこの時期にはある。いろいろ次号の相談のメールも送る。夏に向けて、企画で埋めないと。夕方から、大型座談会①の修正の回収、よるはその修正の打ち込みを半分ほど。結構、つかれる1日だなあ。

 朝から変な夢を見た。知らない駅に一人残されて、目的地に向かう電車がなかなか来ないという夢だった。なんだろうね。というわけで、もう一つ、シャキッとはしない。天気もはっきりしないしねえ。朝は少し、予想に反して晴れ間もあったけど。
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 今日は何といっても赤木ファイル。

「赤木ファイル」開示 改ざんの過程を詳細に記録(NHK)
 財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した、近畿財務局の赤木俊夫さんが職場に残した、いわゆる「赤木ファイル」が開示されました。この中で、赤木さんは強く抗議したのに改ざんが続けられたため、その過程を記録したと記していて、財務省本省の指示の内容などが詳細にまとめられています。

 「赤木ファイル」は、森友学園に関する決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(当時54)が職場に残したもので、妻の雅子さんが国などを訴えた裁判で開示を求め続けてきました。

 このファイルについて、国は、21日裁判所に提出し、原告側にも22日午前、大阪市内の弁護士事務所に郵送で届き、雅子さんが受け取りました。
 ファイルには518ページの文書がとじられていて、その冒頭で赤木さんは「現場の問題意識として決裁済の文書の修正は行うべきでないと財務省本省に強く抗議した。本省が全責任を負うとの説明があったが納得できず、過程を記録する」と記しています。

 そして改ざんについて、いつ誰がどのような指示をしたかや、近畿財務局の対応などが一覧表にまとめられ、その根拠となる本省から送られたメールや改ざん前後の決裁文書がとじられています。……

 スミでの目隠しは、予想よりすくなかったそうだ。絶対に許されることではない。だれが指示をしたのかは隠されているという。そこが隠されて、新しい事実はないという。うーん、なんなんだ! 中身はかなりリアルだと言う。言われていたことが、事実だということの証でもあると思う。真相究明が必要だと言うことを示しているのではないのか。明日は、その裁判だ! ここ2年間、企画化したし、今年も企画化しなきゃ。今度こそ、久々の大阪か??

 夕方はこちらに。

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2021/06/21

若者を救う 何気ないことば と 学長の「大学運営」いま何が…

 かなり、お疲れモード。まわりの動きに神経が拒否反応を起こしている感じ。

 地元は、いよいよ選挙です。

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 仕事が忙しくって、なかなか地域の活動に参加ができていない。投票日まで、何ができるかなあ。

 気になるNHKのニュースから。

若者を救う 何気ないことば

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新型コロナの影響で心の不安を訴える人が、いま、増えています。
大学生などの若い世代も、人と会う機会が減っていて、切実な状況です。
周囲にいる私たちは、不安を持つ若者にどう接していけばいいのでしょうか。

「寂しい」学生たちが抱える孤独感
大学生の片山さんは、一人暮らしをしながら保健師を目指して学んでいます。


片山さん

寂しいです。
授業がオンラインになって、友達と会うのが週に1回1時間だけとかになりました。本当に人としゃべる機会がないな、という感じです。
片山さんだけでなく、多くの学生が、アルバイトや実家へ帰省する機会も減り、人と関わることが少なくなっているのです。

若者の2割以上が…

徳島大学が行った調査では、若い世代の2割以上の人が、気分が落ち込むなど「治療が必要な抑うつ状態」と推定されるという結果も出ています。

専門家は、長引く自粛生活の中で、将来への不安や孤独感が高まっていることが大きな要因だとみています。……

 大学はいま、ほんとにいろんなことがおこっている。

NHKのニュースで、学長の「大学運営」いま何が…

 もちろん、大きくは、法人化以降の変化のなかで、つくられている。こういう大学の現状についても企画化しなくてはいけないのにねえ。

いろいろ考えなきゃいけないのに……。ダメですねえ。

2021/06/20

「“孤独死”を越えて」 と 、「アンダークラス化する若者たち」出版報告シンポジウム「生活保障をどう立て直すか」

 昨日の夜、ETV特集を見た。「“孤独死”を越えて」。
 

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孤独死は身寄りのない老人だけの世界ではない。子供の独立を機に互いの自由を求めた熟年離婚の末の孤独死。定年まで勤め上げた女性一人の悠々自適の生活を襲った突然の死。小島美羽さんは特殊清掃と遺品整理を続けて7年。さまざまな現場に出会い、詳細をミニチュアに制作し訴えてきた。孤独死は不幸ではない。故人と遺族に残る意外な心のつながり。小島さんの視点を通し、多様化する現代の孤独死に、生きることの本質を見つめる

 家族の変容という角度。ボクの番組を見る前に、いまの時代は孤独死は不通と言うことではないのかと思った。人間が孤化すれば、孤独死は当たり前になる。ボクも相方といっしょに住んでいないのだから、いつでも孤独死はありうる。

 番組は、そういうボクの考えと同じようにすすんでいく。むしろ、番組では、突っ込み切れていないとは思うけど、そういう中で、社会の方が、その変容に追い付いていないこと、新しい社会のありようを見つけ出せていないこと、そして、問題を困難にしているような事情、経済格差や、働き方の問題、非正規や不安定就労の問題などがあるのだと思う。うーん、とっても難しいけど、よく考えなければいけないテーマ。でも、踏み込みかたは、まだ深まっていないのだろうなあ。

 今日は、朝から、大型座談会①をとにかく、仕上げる。そして発信。あと、たまった原稿5本の提稿作業。結局、今日もPCの前に一日だな。悲しい……。疲れた。

 お昼に、「アンダークラス化する若者たち」出版報告シンポジウムの三回目を聞く。もちろん、仕事をしながらなんだけど。先の時代の変容の中で、問題を難しくしていることの一つが、このアンダークラス化の問題だと思う。三回目のテーマは「生活保障をどう立て直すか」。どうするのか、ほんとうに若者に届いているのかがテーマ。たしかに、洋作さんとの実践は胸に迫る。そうだそうだと思う。だけど、それがほんとうに必要な若者にとどいているのあ。そう考えたときに、豊中のとりくみは、すごいと思う。行政から説明されると、解説になる(笑)。どこが違うのかがなかなかわからないなあ。そういうことを考えながら、自分は、前回からも、一歩も前にすすめていないし、だめだなあと思ってしまう。なかなか、このテーマにも接近できない。今日の話も、やっぱりついていけないほど、自分は遅れている感。むしろ、進まない現実に、簡単に絶望してしまう。それも違うんだよなあ。もっと、ひろく理解したい。

2021/06/19

【キボタネ設立4周年記念】『咲ききれなかった花』出版記念トークイベント

 今日も、自宅にこもって、大型座談会①の原稿に向かう。ようやく、少し、形が見えてきたかもしれないなあ。とくかく、明日中には仕上げて、出席者の側に託さないとなあ。そして、PCの前に縛り付けられた生活から早く脱出しないとなあ。超々運動不足。そして、余裕のない生活の日々だな。

 朝、チコちゃんを見る。裁判のびろーんを持っているには誰というテーマでは、知っている弁護士さんがたくさん出ていた(笑)。足の速い弁護士さんがもつというのが回答だったけど、そういえば、弁護士でないボクの友人が、持っていたことがあったなあ(笑)。よほどの特殊れいか、ああいうことがあったから、その後弁護士しかもたなくなったのか?

 仕事の途中、【キボタネ設立4周年記念】『咲ききれなかった花』出版記念トークイベントを聞く。何しろ原稿整理をしながらだったから、ちゃんとは聞けなかったけど。
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 クラウドファンディングで、本も手に入れていたけど、まだ読めていない。1993年、日本軍性奴隷制被害者ハルモニたちとイ・ギョンシン(李京信)さんの美術の時間が始まった。 ハルモニたちは、絵を描くことを通して自らの傷と向き合い解放されていく、その姿を、イ・ギョンシンさんが温かい視点で描いた本。彼女たちが描く心の叫びが聞こえてくる絵画はどのように描かれ、どのような意味があったのか。「慰安婦」問題を考えるうえで重要であると、同時に、傷ついた人の再生の物語でもあるようだ。著者と、石原燃さんが語り合った。北原さんの司会もよかった。ほんとうにしっかり読まないとなあ。

 原稿に追われて、ほかにやらなきゃならないことが、どんどん山になっていく。本も山になっていって落ち込む。なんなんだろうなあ。ちゃんと、できない自分。いろいろ試練がまたやってくる。うーん、難しいことに、ちゃんと、ちょっとでも向き合わないとなあ。ちょっとでもねえ。

 途中、相方からメール。ボクも知っている、若いころの友人が、北海道までやってきたとのこと。今日は湿原の散歩したそう。いい季節だろうなあ。緑も深くなって、でも全然、暑くない。

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2021/06/18

「若者たちに死を選ばせない」 そして、学校統廃合

 昨日、今日と、とにかく、大型座談会①をすすめちゅう。自宅に籠って仕事すると、ダラダラであっても、一日PCの前に座っていると、通勤するより仕事がはかどる感じだな。何と言っても通勤時間がないのは大きい。ダラダラと遅くまで仕事するからだけど、疲れた。だけど、一日中、PCの前だから、運動不足。とにかく、あと2日はそういう状況だな。

 昨日、先日の日曜日に放映されていたNHKスペシャルを見る。「若者たちに死を選ばせない」。

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 学校や家庭など背景が複雑なこともあり、若い世代の自殺は理由が見えにくいといわれる。今回取材に応じてくれた家族や友人からも「なぜ亡くなったのか分からない」という声が聞かれる。厚生労働大臣の指定法人・いのち支える自殺対策推進センターは、過去12年間の自殺者の記録をもとにかつてない規模の分析を始めた。自殺が多くおきる時間帯やどんな兆候が見られやすいかなど、今後の支援を考える重要な手がかりが見えてくる。

 自殺の理由は、多様だ。コロナ禍で居場所がなくなるというのは大きな背景にはある。そもそも、思春期は、危機の時代だ。その危機を乗り越えられない状況がある。それはどういうことか。そういう発達を勝ち取っていくうえでの困難、つらさがこの世代に覆いかぶさっているということなのだろうか。その困難、生きづらさに、ボクらは気づいていないのか? もしかしたら、いまの時代というものに対し、ボクらはとんでもない勘違いをしているのかもしれない。そんな気がして不安になる。よく、聞くことなのだろう。だけど、それだけでは。ほんとうに理解するための想像力を、どう培うのか。もう少し、番組には、ケースを追ってほしかった。そこから見えるものもあるような気もしたのだけど。

 そんな子どもたちの育ちづらさにはまったく無関心に、教育政策が決まっていく。学校統廃合もそうだ。

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 うーん。

2021/06/16

姜徳相さんのこと

 深夜、暑さで?夜中に目が覚めて、それから、できていないことをいろいろ考えて眠れなくなる。仕事も、親としても……。あまり考えないようにと、必死で眠ることに集中したけれど。うん。そろそろ、仕事についても、家庭の問題についても、今後の人生をどう生きるのかということの関係で、どのように始末?をつけるのか、どのように向き合っていくのかを一つ一つ丁寧に考えないといけないようにとっても思えるのだ。

 さて、今日は、朝からインタビュー②原稿に向かう。フルスピード。それから、大型座談会①にも手をつける。いろいろメールもやってくる。原稿もボチボチやってきているが。さてさて。途中で、まずい!という電話もある。なかなか、難しいなあ。うまく、着地点を見つけないとなあ。

 ここ数日、いろいろなところで、姜徳相さんへの追悼の言葉が続いている。ボクも、姜さんにはお世話になった。自宅に伺って話を聞いた。東学農民一揆への弾圧、義兵への弾圧、そして3・1への弾圧と、日本によるジェノサイドという言葉が胸につきささった。彼が、親といっしょに日本に来たころの話もお聞きした。いまのボクの職場のすぐ横に、いまでの牛乳屋さん(いまは事務所)があるのだけど、そのあたりに住んでいたという話を聞いた。姜さんとのつながりは、吉岡吉典さんを介して。吉岡さんはそのぐらい大きな存在だったのよなあ。そして、その後、韓国史で、いっしょに仕事をするようになった、Kさんにしても、Sさんにしても、みなさん、姜さんのもとに通っているような人たちだった。ほんとうに悲しく、残念だ。

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 あと、小林亜星さんが亡くなったけど、実は、ボクは、小林さんにも取材したことがある。昔は、ほんとうにいろいろなところに取材にいって、いろいろな話を聞いたよなあ。それは確かに貴重な宝のような経験でもあるなあ。

2021/06/15

この1週間が勝負どころ

 昨日は、午前中に、来月インタビュー①の内容の相談メールをつくりきる。そして、午後から今月インタビュー②の収録。そのまま起こし作業。そして、夜は、大型座談会①(➁はないですけど)。昨日は、夕方から一気に国会が慌ただしくなった。

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 で、野党党首会談とかもあって、大型座談会①は大きくずれこみ、終了は10時を越え……。でもまあ、昔は、毎日、こんな仕事をしていたんだよなあと、ちょっと懐かしく、いまはできないし、したくないし。

 今日は、朝からインタビュー②の作業をすすめる。会議をはさんで、さらにすすめる。この1週間が勝負どころ。

2021/06/13

「生きていればきっと笑える時が来る〜牧師・奥田知志」 「深刻化する 権力のメディア介入~NHK番組改変事件から20年~」 北海道教科研の研究会で、大口さんの講演「問われる者としてこれまでを振り返る~子ども・学校・地域を串刺しにして~」 そして 「相手の同意得られない…」苦悩する妊婦、中絶の実態は

 昨日のETVは「生きていればきっと笑える時が来る〜牧師・奥田知志」。

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奥田さんが代表を務めるNPO抱樸の支援で、33年間に3600人以上が路上生活から自立してきた。西原宣幸さんもそのひとり。「出会ってなかったら生きてない」。また、抱樸の職員・花岡真琴さんは、西原さんが生き生きと変わっていく姿を見て自分も励まされたと語る。さらに抱樸は、居場所がない若者など、「ひとりにしない」支援を掲げる。コロナ禍で厳しくなる現状と、人と人とのつながりを取り戻そうとする姿を追った。

 私心なくと言えばそれまでだけど、ホームレス支援の施設の建設を地域から反対されて、十何回も説得、説明して、当事者の発言に、厳しい言葉が浴びせられ、それに怒り、傷つきがながら、涙して酔っぱらう。その人間らしさが、何とも。ほんとうに人を信頼している。人間がおもしろいという。なかなか真似ができないなあ。自分ではとても無理って、その資質も、資格もなさそうだと痛感させられる。少しでも、学びたいとは思うが。生活困窮支援の人たちから何を学ぶのか。とても大きなテーマでもある。

 で、今日は掃除スタートで、それから来月インタビュー①の資料読み。その先について資料をそろえる。なかなか難しいなあ。

 午後から、まず、「深刻化する 権力のメディア介入~NHK番組改変事件から20年~」そうか、もう20年だな。パネラーは永田浩三さん、長井暁さん、池田恵理子さんと、まあこの事件を語るにはこの人たちしかない3人がたぶんはじめて一堂に会して語る。事件の経過そのものは、ボクも追ってきたことだけど、あらためて、考えさせられたのは、この事件で注目された、政治の介入にしろ、忖度にしろ、そのやり方、政治家にしろ、NHKの幹部にしろ、その思考と行動のありよう、それが今起こっているいろいろな事件とつながる、それが主流といえるようになるわけだけど、その思考や行動のありようの根底に何があるのか。そのことをよく考えなければいけないなあと思った。だまだま、気がついていない、よく理解していない問題がありそうな気がしたのだけど。

 時間内に終わらずに、四時から北海道教科研の研究会で、大口久克 さんの講演を聞く。「問われる者としてこれまでを振り返る~子ども・学校・地域を串刺しにして~」。もうずっとずっとずいぶん前に、全教の研究会などで、何度かごいっしょして、ずっと気になる方だった。いよいよ退職して、その実践をふり返ったのだよなあ。やー、ほんとうにあっという間の時間だった。中学教師として、子どもの荒れに直面しての葛藤、そのなかでの子ども論の進化、授業論の深まりや子どもの発達への視点。そこが深まる中で、学校づくりや地域への関心も広がっているのがすごいなあ。大口校長の学校は見てみたかったなあ。

 大口先生を育てたのは、教員文化の伝統のようなものでもあったとは思う。では、いまのマニュアル化した事態をどう考えるのか。若手教員に伝えられていない、困難な面もあろう。 一方で、若者の現実の文化にあわないこともあるのだろうし、新しい発展の必要性もあるのかもしれな。気づいていないことが多いのだと思うのだけけど、どう発展させるのかを考えたときに、教育実践のなかには未来の先取りがある。大口さんの学んできたことのなかに、ヒントがあるのかも。弱さとかなつかしさということを強調されていたけど、そこにもヒントがあるのかもしれないなあ。

 この記事には心が痛む。

「相手の同意得られない…」苦悩する妊婦、中絶の実態は(朝日新聞)
 自分が産んだ赤ちゃんを遺棄したとして、名古屋地裁岡崎支部が愛知県西尾市の元看護学生(21)に有罪判決を言い渡した。元看護学生は裁判で、相手男性から中絶の同意書にサインが得られず、手術できなかったと証言した。しかし、今回は中絶に同意が必要だったのか? 背景を探った。

 昨年6月2日、市職員が公園の植え込みに置かれていたポリ袋を見つけた。中にはへその緒がついた男児の遺体が入っていた。

 4日後、元看護学生が逮捕された。

 公園のトイレで男児を出産後、適切な保護をせずに死なせ、遺棄したとして、保護責任者遺棄致死と死体遺棄の罪で起訴され、今年5月に懲役3年執行猶予5年の判決を言い渡された。……

 産む性が、産むことについて、決める権利をもたない! 健康で生きるための情報や、資源に十分アクセスできない。リプロダクティブ・ヘルス&ライツという、世界ではもう、何十年も前からあたりまえの権利が日本ではない。そのことが悲しい。しかも、この同意規定があるのは世界で12カ国。イスラム以外では、台湾と日本だけ。台湾は日本の植民地時代の名残り。同じ、韓国は堕胎罪が廃止されてなくなった。うーん。

 

2021/06/12

はちどり と ピュリツァー受賞の10代女性 「1年前のトラウマ」抱え

 今日も、来月のインタビューの内容を決めるための資料読み。うーん。

 午後からは、「デジタル教科書」の学習会。ところがネットのよくなくって、残念ながら、通信状況が悪く、肝心なところを聞けた感じではないのですが……。

 どこかで、一度、デジタル教科書について、しっかり考えないとなあ。これから、ICT化の進行の中で、普及が進むことはまちがいないだけにねえ。
 今日の議論でも、聞いた話のなかで、まだまだ、議論が不足していて、情報も不足し、これからだなあとは痛感。タブレットは道具だけど、教科書は道具ではない。だけど、新しい道具に組み込まれた教材というものをどう考えるのか。まだまだ分析はこれから。それだからこそ、デジタル教科書とは、どう位置づけられているのか、世界の動向や、いま考えるべき論点などをたくさんあるなあと。

 夜には思い切って、映画「はちどり」を見る。コロナで映画館にいかなくなって、見られていなかった映画をやっと見た。

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 すごいなあ。ていねいに、ゆっくりの、少女の心を追っていく。小さな物語から、大きな問題へってよく言われているけど、その小さな問題を、どうしても、切り捨てたり、決めつけたりしてしまう。そこをていねいに追う中で、いろいろなことを描いている。これは、すごいと思った。家父長制や、経済の変化のひずみ、そのなかで生きずらさなどを、少女の成長を通して語る、考える。ていねいにみれば、ほんとうに自分が決めつけていることもわかってくる。いろいろ問いかけてくるなあ。

 ニュースを1つ。

ピュリツァー受賞の10代女性 「1年前のトラウマ」抱え(TBS)

 アメリカ・ミネソタ州で去年、黒人男性が白人警官に殺害される場面を携帯電話で撮影した10代の女性が11日、ピュリツァー賞を受賞しました。

 ピュリツァー賞の特別賞を受賞したのは、去年5月、ミネアポリスでジョージ・フロイドさんが白人警官から首を圧迫される場面を携帯電話で撮影したダーネラ・フレイジャーさんです。

 ……ピュリツァー賞委員会は、受賞理由として「ジャーナリストが真実と正義を追求する上で、市民が果たすべき重要な役割を浮き彫りにした」としています。フレイジャーさんは先月、フロイドさんの命日に、フェイスブックで「1年前に目撃したことの重さとトラウマをまだ抱えています」とコメントしています。

 歴史を動かした映像だねえ。

 

2021/06/11

コロナ禍で増える子どもの不調 不適応、見逃さないで

 さて、リマインドメールを送ったり、そして、来月のインタビュー①の内容を考える作業。いろいろ資料を読みながら、少しずつ、イメージをつくっていく。ふー。

 昼からは、会議。企画をもう少し詰めて、依頼をしないとなあ。ここ2日ほどの課題でもあるなあ。がんばろう。

 ベランダをきれいにしたいなあ。

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 人間関係は難しいなあ。聖人君子のように、ずっと穏やかな感情はもてないなあ。それが当たり前だと思うけど、でもねえ。

 いろいろな問題に感じ方は違うしねえ。あと、ボクは、叱られる人間だしねえ。ぜんぜん、ルーズな、弱点の目立つ、だらしない人間だから。だけど、反撃もしないし、だいたい、みんなから、叱られる。叱るという行為を、他人に平等にする人もいないから、叱られる人は、偏りが出る。そういうときは叱られることは結構、傷になるのだけど。叱られた内容が、そのまま、普通におこなわれるようになったことも多々ある。叱った人は、きつくいったことなど覚えていないだろうけど。そんな経験が重なってきた。自分の積み重ねてきた罪に対する罰だということはそうなんだし、まわりのことは気にせずに、自分は自分で受けとめることが大事だと思いましょうね。

 新聞読んで気になるニュースが続く。

コロナ禍で増える子どもの不調 不適応、見逃さないで(朝日新聞)
 緊急事態宣言の延長により、学校生活でも厳しい制限が続くなか、一部の小中学校で保健室登校や休みがちな子が増えている。1年以上続くコロナ禍でストレスを発散できず、大人にも相談しにくい――。そんな調査結果もあり、養護教諭らは危機感を強めている。

 「保健室に来る生徒が途切れず、驚いています」

 関東地方の公立中学校の養護教諭は、そう話す。5月の大型連休明け以降、朝の始業直後から1日に10人以上が「気持ち悪い」「おなかが痛い」などと相次いで訪ねてくる。この時期としては異例だ。

 生徒数は300人に満たないが、遅刻や早退を繰り返したり、欠席が続いたりする生徒は、以前からの不登校を含め20人近く。「例年より多いと感じる」……

 今日もこんなニュース。

「痛かったね。どうしたの」子どもの自傷、コロナ下の増加(西日本新聞)
 新型コロナウイルス禍で生活環境が変化し、心のバランスを崩す子どもが増えている。九州のある公立中では新学期に入り、生徒10人がリストカットや薬を過剰摂取したことが確認された。現場の教員は「把握できているのは氷山の一角」と見守りを強める。専門家は「ストレスを吐き出すために自らを傷つけている」として、子どもが発する言葉や行動に心を配るよう警鐘を鳴らす。

 「生徒の自傷行為が後を絶たない」。九州の公立中の養護教員は訴える。

 「手首を切るのがやめられない」といった相談が増えたのは、昨春の一斉休校明けから。学校で処方薬を過剰摂取し、救急搬送されたケースもあった。生徒からの相談で、別の生徒が自ら刃物で傷つけた手首の写真を会員制交流サイト(SNS)に投稿していることも分かった。

 「痛かったね。どうしたの」。保健室を訪れる生徒に養護教員は尋ねる。「家族のことで悩んでいる」「友達とうまくいかなくて、いらいらした」。さまざまな声が聞こえてきた。「生きるためにしている」と話す子もいた。「怒らないから手当てさせてね」「またやりたくなったら、その前に話を聞かせて」。養護教員は懸命に寄り添おうと努める。

 学校現場で教員たちは、生徒が悩みや気持ちを打ち明けやすい環境づくりを心掛ける。保護者と連絡を取り、必要であれば医療機関とも連携する。「どうしたらいいのか」。試行錯誤し、常に葛藤を抱える。……

 大人でもしんどい毎日。子どもに子どもらしい、楽しく、生き生きした日常を保障してあげないとなあ。学校は、いま楽しいのだろうか? いろいろ考えさせられるのだよなあ。

2021/06/10

緊急記者会見「不当な攻撃に屈しない」不自由展会場変更発表

 今日も、朝からインタビュー①原稿整理。午前中にだいたい仕上げて、午後には発信。原稿を一本しあげたら、もうくたくた。仕事のダメージが、もろに体に影響するようになっています。仕上げに時間がかかるようになっているし、次の仕事への切り替えがきついっす。今月は、月曜日に、インタビュー②と、大型座談会①があるんだよなあ。暑いし、夏バテがはじまっているし、大丈夫か?

 さて、午後からインタビュー②の内容、大型座談会①の内容のたたき台をつくって、相談。それから、気分を変えて、来月設定の座談会の資料読み。がんばれー!!。

 天気はいいけど、暑い一日。

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 今日は、ほんとうに悔しい思い。

緊急記者会見「不当な攻撃に屈しない」不自由展会場変更発表

                               2021年6月10日
私たちの「表現の不自由展・東京」にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
公共施設・公共空間で表現の機会を奪われた作品を集め、「消されたものたち」の権利と尊厳の回復をめざす「表現の不自由展」は、2015年の東京、2019年の「あいちトリエンナーレ」に続いて、韓国(済州4.3平和公園)・台湾(台北市現代美術館)からも招待を受けて、展示を実現してまいりました。台湾では15000人もの観客を集めました。
今年2021年は東京展を皮切りに、名古屋、大阪などでも各地独自の不自由展が開催されます。
このたび、東京都内で再び展示を行うにあたり、私たちは地元・牛込警察署とも入念に打ち合わせを行って、無事に開催できるよう努力を重ねてきました。しかし、街宣車や拡声器を使用した不当な攻撃を受けて、ギャラリーは深いダメージを受けてしまいました。
私たちは、暴力的な攻撃で表現の機会を奪おうとすることに、強く抗議します。
そして何より言いたいのは、表現の不自由展は、「検閲」があるという現場から、その作品と社会的背景を感じることができる貴重な展覧会ですので、ぜひ観に来ていただきたいということです。
本日2021年6月10日、緊急記者会見を開き、不当な攻撃に屈しないと、「開催継続宣言」を記者発表しました。
ギャラリーでの展示鑑賞を予定・購入された方はすでに600名に近づいています。お申し込みいただいた皆様に対して、今回の展示会場が急遽変更になることを主催者からもお詫び申し上げます。
また、ギャラリーが攻撃を受ける一方で、この間、実に多くの皆さんに励ましのメッセージをいただいたり、現地に駆けつけていただきました。昨日で妨害メールを上回りました。この場をお借りして、私たちの試みに心を寄せてくださっている皆さんに、感謝申し上げます。
ご予約いただいた皆さんの「展示を鑑賞する権利」を最大限保障しながら、どういう形で「表現の不自由展」を実現できるか、私たちは連日議論を重ねて、検討しているところです。
なお、すでに満員の日程も出ていることなどから、来場予約はここで一旦締め切りとさせていただきます。
詳細については追ってご連絡することでご容赦いただけますようお願いするとともに、今回の「表現の不自由展」が無事開催されるよう、皆さんの一層のご支援をお願い申し上げます。
今後の展示予定・会場・チケット購入・払い戻し等の詳細については、追って『表現の不自由展』公式HPやSNS等で随時お知らせいたします。

 うーん。もちろん、予約していた。会場が、工場に近く、初日が出張校正の2日めだったから。お昼にいこうと。だけど、開催が発表されて以降のネットの書き込みを見ながら、大丈夫かなあと心配していた。そうしたら……。ほんとうに悔しいこと。

 どうなるのだろうか? こうなったらいじでもいくぞ!

2021/06/09

アウシュビッツ博物館のガイドの中谷剛さんの講演

 今日もインタビュー①原稿にとりくむ。形はなんとなく外回りができた感じだけど、ぜんぜん納得できていないなあ。どうしたらいいんだろう。明日、一日、ああでもない、こうでもないと格闘するしかないなあ。その後、今月の座談会企画①の設定がだいたいできつつある、感じ。明日は、その中身をもう少し具体化の相談をしなくては。いろいろ、やりはじめると、その分だけ、仕事が増えるという仕事だなあ。因果な商売。走り続けてます(苦笑)

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 いい天気。少しは元気がでる?

 夕方、ある方から誘われて、後半だけだったけど、アウシュビッツ博物館のガイドの中谷剛さんの講演を聞く。去年の後半にも聞いたから、半年ぶり。いろいろ深いなあ。中谷さんの講演は、自問だ。そして、参加者からの問いにも、ていねいに、その質問を深めながら答える。そういう問いと対話が大事団だろうなあ。グローバル化がすすんだから、多様化がすすむから、ある意味、ヘイトも生まれ、ネオナチが生まれる。そのことが、あらためて、ドイツでは、市民が歴史に向かう。いまでも、ドイツからたくさんの若者がアウシュビッツに向かう、その数は増えている。そこにある思想的な営みが、ドイツがドイツたるゆえん。ああ、ドイツの議論をしっかりべんきょうしなくっちゃいけないなあ。大事なのは、なぜ、どのようにして、どんな議論がドイツではおこなわれたのかということなのだろうなあ。きっと、日本でも。希望はどこかにある。

 相方は、死ぬまでに一度行ってみたいと言う。ボクは、自分が行くなら、若い子がいったほうがいいなあと言う。どうなのかな、自分が言っても、きっと残りの人生にとって大きな影響をあたえるだろうけど。だけど、そんな機会はないようにも思える。たぶん、主導的には、考えないなあ。でも、知りたいことはたくさんあるなあ。そんな感じ。

2021/06/08

千駄ヶ谷駅前の姿 と 生活困窮の学生に電子マネー3000円分付与 寄付金を活用

 千駄ヶ谷駅を降りると、写真のような風景が。

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 ああ、ほんとうにオリンピックってやるんだあと、悲しくなる。このデコレーションだけでも、どれだけお金がかかっているのだろう。怒りを通り越して、呆れるばかり。そうは言っていられない現実がこの国にはあるのだけど。まもなく1か月前になり、このあたりは、いろいろな本番テストもはじまり、騒がしくなるのだろうなあ。どれだけ、人流が増え、リスクが高まるのか、そんなシミュレーションも示されないなんて、なんという遅れた国なんだろうと思ってしまう。実際に、ここのところ、少し、電車も混んでいる感じがする。仕事の状況がどうなっているのか、いろいろなデータはでてこないなあ。経済と、感染対策ということも言われるけれど、経済のデータも出てこないじゃん。

 今日はとにかくインタビュー①原稿に向かう。ちょっとずつ、流れは見えつつある。何もなければ、あと2日ぐらいでできるかなあ。昼からは会議、それから、今月のさらなる企画のためのやりとりも。結構、いろいろね。どこまでも仕事は続きます。うーん。

 引き続き今日もニュースに。前回は200人だったのが、すでに大きく超えています。

生活困窮の学生に電子マネー3000円分付与 寄付金を活用(NHK)
 コロナ禍で経済的に困窮した学生を支援しようと、食料品や電子マネーを支給する取り組みが、釧路市内の大学で行われています。

 およそ800人の学生が通う北海道教育大学釧路校は、困窮した学生を支援しようと食料品を無料で提供するなどの活動を7日から行っています。
 8日は多くの学生が訪れ、米やレトルト食品などを受け取っていました。
また、大学内での買い物に利用できる3000円分の電子マネーを支給する取り組みも行われ、販売店のレジで、ICチップ付きの学生証にチャージしていました。
 大学によりますと、地域の人たちや同窓会などから学生のためにとあわせて300万円の寄付が寄せられ、今回はこの寄付金を活用したということです。
 1年生の女子学生は「アルバイトが減っている中、仕送りも足りずに大変だったので、支援していただきありがたいです」と話していました。……

 シール投票で、卵が人気というのを聞きつけて、地域の企業から、卵のカンパもあったそう。国の無責任な冷たい姿勢に比して、地域の温かさに、少し、ジーンときますね。

 

2021/06/07

【国会議員との対話集会】コロナ禍で拡大する格差・貧困問題に立ち向かう! ~ 市民の立場から税制・財政を考える ~ と 困窮学生に食料や電子マネー支給 釧教大が応援プロジェクト

 なかなか朝がつらいのがここのところの自分。うーん。今日は、職場で仕事。通勤で体を動かすのも気分転換なのかなあ。職場近くは、少しずつ、オリンピック仕様になっていくのが悲しい。さて、職場では、インタビュー①原稿整理。一歩一歩すすめましょうという感じ。

 夕方から公正な税制を求める市民連絡会の【国会議員との対話集会】コロナ禍で拡大する格差・貧困問題に立ち向かう! ~ 市民の立場から税制・財政を考える ~を聞く。

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 立民、共産、社民、れいわの国会議員などのあいさつをおりまぜながら、まず、稲葉剛さん。印象に残ったのが、政府の施策が給付ではなく、まず貸付(借金)に誘導しようとしていること。つづいて竹信さん。女性の貧困は、雇用などだけでなくリプロにまでおよぶとの言葉が胸に刺さる。そして圧巻だったのが、瀬戸大作さん。ほんとうに怒りに満ちた、熱い、だけど、ぜったいに真正面から受けとめなければならない発言だった。そして、FREEの村田さん。バイデン政権の税制改革プランを語った合田さんや、基本的な考え方を提示した猪股さんの話も貴重だった。野党のあいだで、税制の面でも、共通した政策の一致ができそうな予感を感じさせてくれたのは、うれしい限りだ。

 さて、相方の北での奮戦記。

困窮学生に食料や電子マネー支給 釧教大が応援プロジェクト(北海道新聞)
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、アルバイト収入や保護者からの仕送りが減った学生を支援しようと、釧路市内の道教大釧路校は独自に「釧路キャンパス学生応援プロジェクト」を立ち上げた。7日から始まった第1弾では食料の無料配布と電子マネーの支給を行い、学生からは「ありがたい」と感謝の声が上がった。

 プロジェクトは、コロナ禍で生活が苦しくなっている学生を支援しようと、同大が地域の有志や企業、同校教職員らの協力を得て5月末に立ち上げた。7~11日の第1弾では学部学生と大学院生の全約780人を対象に、米やレトルト食品、缶詰などの食料を1人に6点ずつ配るほか、同校の生協や学食などで使える3千円分の電子マネーを支給する。

 初日となった7日は、食料の配布場所となった教室に昼ごろ、学生たちが続々と訪れた。アパートで1人暮らしする2年の山本寛輝さん(19)は5月の初めごろからバイト先の居酒屋のシフトがゼロになった。食事の量を減らすなど食費を節約してしのいできたといい「お金がない中、支援は本当にありがたい。大事にいただきます」と話した。……

 学生の窮状は本当に深刻。当局も組合もいっしょになって、しかも、地域も一体になって、一つひとつ模索しながら、このコロナ禍のもとでの大学のありようを模索する。まだまだ先のながい、試行錯誤は続いている。

2021/06/06

公開シンポジウム「COVID-19と子どもの権利」

 日曜日はいつものように掃除からのスタートです。部屋の汚さは気になり、イライラするけど、ちょっとはきれいになり、少しは気分も落ち着く? 矛盾した思いだな。いろいろ。今日も結局、午前中の研究会はパス。それで、インタビュー①原稿の作業をすすめる。

 とにかく焦っているなあ。今月の企画、来月の企画、再来月の企画。なかなかスムーズにすすまないもとで、追い込まれている感じ。目の前の原稿整理もあるから身動きがとれない。余裕がなく、最近は、ドラマも見れない、映画も見れない、小説も読めない、買った漫画さえ読めない。新聞もなかなか……。お出かけする気持ちの余裕もない。とても、よくない状態。

 それでも、買い物に行くときに、少しは、風景で気分転換。

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 そして、それでも、午後、教育法学会の公開シンポジウム「COVID-19と子どもの権利」を仕事をしながら聞く。

 まず植野妙美子さんが報告。ICTの活用が、監視社会に導く危険性ということが気になったところ。続いて、内田典子さんが、コロナ禍のもとでの特別支援学校の状況。なかなか胸に迫る。ほんとうに、子どものことに政治や政策はよりそったのか。そして、最後に、コロナ禍の教育労働を中田康彦さん。中田さんの報告は、休校に見られるように政治の介入による教育の自由をめぐる問題から。GIGAにいたるまで論点が整理される。

 教育にはさまざまな側面がある。実際に学校でおこなわれる教育にはさまざまな側面がある。そういうなかで、教育政策をつっこんで分析するのはとてもたいへんで、難しい。ほんとに、難しい。もっといろいろ議論したいし、勉強がしたいし、いろいろ知りたいと思った次第。

2021/06/05

「公教育の再構築——COVID-19 と教育法」

 さて、インタビュー①の起こしと原稿整理にとにかく向かいます。おしりを考えると、余裕があるわけでもなく、結局、今月も追い込まれモード。朝から起き上がりは、しんどく……。午前中は、研究会を聞きながらながら仕事をしようと思ったけど、いざ、資料などもダウンロードしてみると、ながらは無理と判断。午前中は撤退。昼から、非正規集会をちょっと覗いて、それから教育法学会の研究総会。そして、インタビュー①原稿に! あっという間に一日がすぎていった。うーん、仕事はすすまない。そんなわけで、沈み込み中。

 さて、教育法学会の研究総会は、題して「公教育の再構築——COVID-19 と教育法」。まずは、勝野さんの報告。コロナ禍の学校をめぐって、教員のありようを考えるもの。国連子どもの委員会の昨年6月の報告からはじまる。大事なことをいっているんだよなあ。ほんとうに、教育と教員をまず応援しなくてはいけないのだ。そのためにも、政策決定の議論への教員の参加を。そこから、教員の責務や権利をめぐって、かつての文書をひもとく。こういう話を聞くと、やっぱり、英語ができて、ちゃんと、英語の文献をよめればなあと思ってしまう。もし、もし若ければ、ぜったいに語学の勉強をするなあなどの考えながら聞いていた。ほんとうに、日本の政策動向、政治動向は、国際的な流れとまったくちがう形ですすむようになってしまっているのだけど……。

 続いて、竹内さんが、コロナ禍のもとでの休校要請などの決定過程と教育法の問題を解説。

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 昨日は天安門事件の日。もう32年ですねえ。あのときは、友人の結婚式で、バスで親子3人(二男は生まれていない)で京都へ。小さな子どもづれの夜行バスはなかなかたいへんだった。とにかくお金がなかったから、バスも宗教団体の割引で奈良行き。お金がなかったのと、日曜日は相方が勤務だったこともあって、このとき以外の、京都の学生時代の友人の結婚式は結局、参加することはできなかった。そんなことをまず思い出す。

 

2021/06/04

傷つきつつ、タフに仕事してます

 変な夢をみて、ちょっとお疲れスタートの朝。うーん、あんまりいい朝じゃないなあ。気圧の関係もあるのでしょうが、メンタルも、体も、低空飛行。そういうなかで、がんばって、朝からインタビュー①。なかなか刺激的な話。ただ、話についていけてない面もあるテーマなので、相当努力して、原稿化をすすめましょうね。がんばります! ということで、午後から、その作業(録音起こし)をさっそくはじめます。

 だけど、できあがった雑誌に、さっそく厳しい指摘。これは予想をしていた。ずいぶん迷ったのだけど、判断が甘いと言われれば返す言葉わない。ここまで言われるのかという批判をしっかりうけとめつつ(傷つきつつ)、次の課題も返す刀で相談しつくす。心身ともエネルギーが必要な仕事なんですよ、これは。それでも、励ましをもらったり、いろいろ議論のやりとりをして、考える方向を少し明確になったり、そういうことはあるのですけどね。まあ、傷つきつつ、タフに仕事してます。

 

2021/06/03

「コロナ何でも電話相談会 1年の取組みをふまえた院内集会」 と 『無子高齢化 出生数ゼロの恐怖』

 うーん。今日は、朝から明日のインタビュー①の準備の資料読み。だいたい一日、それが中心だけど、途中、インタビュー②の設定。そんなやりとり。いくつかこれからの企画にかかわるメールも。でも、なかなか、思うようにすすんでいるわけではありません。

 部屋が汚いなあと、朝からイライラする。以前にくらべれば、細目に掃除しているのになあ。あっという間に日が過ぎていく。まだ、ぜんぜん疲れがとれていないのに……。と、少し焦る。

 午後からは、「コロナ何でも電話相談会 1年の取組みをふまえた院内集会」をzoomで聞く。
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 まず、第1部は電話相談会の報告と研究者による分析。埼玉の猪俣弁護士が「なんでも電話相談の1年を振り返る~相談現場からの報告」。ずっと、このとりくみの話は聞いてきたけれども、ほんとうに、この生活困窮の広がりは、重大な事態なのに、残念ながら、政治は十分な役割をはたせず、施策のうえでは、自己責任が基本であることは変わらない。さらに、立教の後藤さんが、「なんでも電話相談~相談者の属性・相談内容等の詳細分析」を報告。非正規、そして女性の困難がやはりい大きな特徴。がんばって、がんばって、ギリギリのところで相談する「。そうした姿がここでもある。東京と愛知からの発言も。

 第2部は「相談をふまえた各分野からの政策要求」で、小久保さんがきれのいい「『生活保障法』と『住宅手当』の制定を!」、寺内さんが「シングルマザー・若者支援の充実を!」、そして、全労連の方が「ディーセントワークの実現を!」

 4月までで7回を数えた相談会で明らかになったことも少なくはない。こうしたことを大きな世論にしていくために、ボクももう少しがんばらないとなあ。

 横浜で副市長をしていた前田さんの書いた『無子高齢化 出生数ゼロの恐怖』をパラパラと読む。

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 もちろん、こういう立場の人にありがちな、福祉全体のいまの枠が簡単に変わらないことを前提に議論するところとかがあるし、少子化の原因も、もう少し多様というか、広い接近があってもいいのではとは感じたりするのだけれども、しかし、政策当局の少子化への認識の無責任さ、そもそもの人口政策のいきあたりばったりの対処療法主義には驚かされる。そして、とりわけ、90年代に入ってからの政策の逆光はなんなのかと、あきれさせられる。もちろん、それ以前に、大きなゆがみがつくられていたわけで……。ほんとうに日本はどこでまちがったのか。ここまできても、根本のところで、なぜ変わらないのか。うーん。

 

2021/06/02

イライラの原因 と 自民党内の争いと(苦笑)

 今日は朝から、浦和の県立図書館の分室。本を借りに。今日は、暑かったので汗びっしょりだよなあ。

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 8冊も借りたから重かった。職場についてからは、いろいろメールをおくったり、電話をしたり、なかなか思うようにはすすまないなあ。いろいろ整理して、一つ一つ前にころがさないといけないなあ。

 そして、インタビュー①の準備の資料読み。

 ちょっとイライラしている。歯が痛い。今朝は結構な出血。駅に向かう途中、轢かれそうになる。散々な朝だったから。歯は、たぶん、親知らずが奥歯にあたって、その周りが軽い炎症をおこしているのだと思う。
 イライラは、いろいろ難しいんだよねえ。問題は簡単に解決することはできないし。
 たとえば、大坂選手の、会見拒否についていろいろ議論されているけれど、事前にどんなやりとりあがったのかというのも気にはなるところ。だけど、冷静に考えると、そもそも事前のやりとりなど、必要あるのだろうかということになる。ほんとうはそうなんだ。そもそも、本来あるべき姿があって、そのための根回しなど必要なのか? だけど、大道はそこにあっても、小さな現場では、その大道はなかなかつらかったりする。そういうことからもイライラは発生する。ただ自分のイライラは大坂さんとはまったく関係のないことなのだけど。

 政治のほうは、オリンピックをめぐって、もういくところまですすんでいく感じになっている。国のあり方がくずれていくのを見ている感じ。『選択』を読んでいると、政局のとらえ方として、自民党の力関係は、3A(安倍・麻生・甘利)s(菅)と、二階とのたたかいで、前者が優勢とみている感じ。

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 なるほど、LGBT法案の動向なのはそうしたなかでおこっているのか、この間の、教科書や「慰安婦」をめぐる動きもそうなのか、保守の混迷の中で、ふたたび右派が活発化しているということなのかと。オリンピックもそこにあるのだろうなあ。はたして、それで、のりきれるのかというのは、大きな賭けのような気もするのだけれども、そういう流れも見越して、選挙の様相と、その先を展望していかないと。まずは都議さんが一層重要だな。

 

 

 

2021/06/01

SEALDs元メンバーを中傷 ツイッター投稿者に賠償命令 東京地裁

 月末のたまった実務を月の初日に……。細々といろいろやることはあります。会議もあったので、もう少し突っ込んで、企画の具体化をはかる。メールも放つ。だけど、まあ、思うように仕事がすすむわけではない。なんとかすすんでほしいなあ。妄想と願望。そればっかりだねえ。がんばらないとなあ。

 いろいろなことがおこると、いろいろなことを考える。ほんとに毎日いろいろあるなあ。

SEALDs元メンバーを中傷 ツイッター投稿者に賠償命令 東京地裁(NHK)
 安全保障関連法に反対した若者のグループ「SEALDs」の元メンバー2人が、ツイッターでひぼう中傷を受けたと訴えた裁判で、東京地方裁判所は、投稿者に対しておよそ100万円の賠償を命じました。

 安全保障関連法に反対した「SEALDs」の元メンバーの女性2人は、平成28年から30年にかけてツイッターで、活動の内容や私生活について、ひぼう中傷を受けたと投稿者を訴えました。

 東京地方裁判所の藤澤裕介裁判長は判決で「投稿は臆測に臆測を重ねただけで、真実ではない。政治的言論については自由に意見交換できる場が十分に保障されるべきであり、投稿は元メンバー個人を攻撃した色彩が強く悪質だ」と指摘し、投稿者に対し慰謝料など、およそ100万円を支払うよう命じました。……

 もちろん、社会運動への攻撃ということもあったし、若者蔑視ということもあっただろうけど、やっぱり女性に対してということがあることは、そうだと思う。ほんとうに、この社会の隅々まで、べばりついている女性蔑視。そんなことを考えると、大坂さんに対する攻撃だって、人種だとももちろんあるだろうけど、女性に対してということもやっぱりある。ほんとうにそのことを痛感させられる。そのことは、ずっと考え続けないといけないとそう思う。

 旅の記録。

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