『日韓の歴史をたどる 支配と抑圧、朝鮮蔑視観の実相』
今日は、インタビュー②原稿整理。一気に、大きくすすめたぞ!
いろいろ勉強していて、世界の人権状況は1990年代を契機に、とりわけ21世紀に入って大きく変わっているけれど、日本は、そこで、その世界の流れとかなり違う方向にすすんだことがよくわかる。そして、そのときに変化したその内容を個々に見ていくと、とても、非常に重要なものであることもよくわかる。そのあたりの歴史の流れはほんとうにおもしろいなあと思っている。そんな勉強の毎日だな。
メールを2本。来月以降の相談。
『日韓の歴史をたどる 支配と抑圧、朝鮮蔑視観の実相』を読む。
韓国大法院が戦時中の徴用工への損害賠償を日本企業に命じたことをきっかけに、日韓関係が史上最悪と言われ、マスメデイアは韓国バッシングをくり返している。ところが植民地支配下の朝鮮半島で日本が何をしたのかについては決して報じることはない。問題は、そこにはどんな不都合な真実があったのかだ。独立を求める朝鮮人民への弾圧、「同化政策」の実像と収奪、「皇民化政策」のもとで、朝鮮人に何がもたらされていったのか、そのもとでの抵抗とたたかいなどのエピソードを、各時代の第一線の専門研究者二〇人が幅広く結集して「しんぶん赤旗」に連載。欠落させられた日本の侵略と加害の歴史を伝える貴重な一冊となったもの。
あらためて読んでみて、ボクがやった連載の本のほうもそうだけど、執筆者が集団で検討したわけではなく、編集局の記者が発注してつくったものだから、通史としては、ちょっと欠陥も出てくる。だけど、エピソードを伝えるという意味では、とてもおもしろくできている。さすがの研究者の結集の一冊になっている。
ベランダの風景を少し変える。
やっぱり落ち込むことが多いし、自分が嫌になることが多い。まあ、欠陥人間だしね(苦笑)。つらいと思うことそのものが、ダメな、嫌な人間のあらわれだなと、さらに落ち込む(苦笑)。それでも、前を向かなきゃ。
ところで幻をゲット。いくらすると思う?
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