『マルクス主義、フェミニズム、セックスワーク論』出版記念会 と ノーナレ 「シュガーデート」
今日も、来月企画のための資料読みスタート。あと提稿2本。夜には、インタビュー①原稿の修正が戻ってくる。よしよし!
お昼からは、ZOOMをいろいろ聞く。トリプルブッキングだし。
1つは、これ。ポルノ・買春問題研究会の『マルクス主義、フェミニズム、セックスワーク論』出版記念会
本は買ったけど、まだ読んでない。やっぱり読まないとなあ。森田さんの報告は、今日も、論争的! 24条の成立の意義は歴史のなかで、しっかり限定すべきとして、そのもとでの、売春防止法の意義と限界、あえて意義を強調する。藤田さんのコロナ禍の女性の貧困と性風俗。彼もまた、挑発的物言い。そして、古橋さんの話を聞けたのがよかった。韓国との違いは、法を実現していること、なるほどだ。それがいちばんボク的には収穫。
昨日の、NHKのドキュメント、ストーリーズを思い出す。笑われるかもしれないけど、結構、ショックをうけた。
長びくコロナ禍で、大学生や専業主婦など年齢も職業もばらばらな女性たちが、生活の困窮などから“パパ活”の世界に足を踏み入れているという。“パパ”と呼ばれる男性はさまざまで、中には女性から数百万円だまし取ったり、性行為を強要したりする危険な人物もいる。そして女性をあっせんする自称“パパ活プロデューサー”まで現れ、毎月100万円以上稼ぎはじめた。“パパ活”を行う女性や男性の肉声から実態を浮き彫りにする。
背景にあるコロナ禍の生活困窮は女性を直撃する。パパ活は、すでに、風俗をかなり侵食しているという。だけど、あくまでも、「自発的」な行為としての形がつくられている。だけど、限定的ではあるけれども、法の下にはある風俗とは違って、危険度も高い。徹底した自己責任の世界。うーん。自己責任のなれのはて。ここから、考えるべき論点はあまりも多い。「自発性」のもつ意味、法の下の風俗? 彼女たちの葛藤と思い、ぜったいに抜け出すという最後に語られれた思いについて考える。
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