母子家庭で生活苦の記憶…71歳女性「『幸せなお嬢さまになる』空想で気を紛らわせた」<新宿共助>
昨日も仕事の夢。原稿をつくっている、その内容がかなりリアル! だけど、起きたら原稿が残っていないのが悲しい……。
今日から印刷工場籠城。早いよなあ。ちょっと早すぎる。でも、がんばって、かなり決着をみている。肩がガチガチだな。
あそうだ。
その印刷工場からもお祝いがね。すいぶん前に来ていたんだけど、看板が間違っていて。
東京新聞から。
母子家庭で生活苦の記憶…71歳女性「『幸せなお嬢さまになる』空想で気を紛らわせた」<新宿共助>(東京新聞)
二十四節気の大雪(たいせつ)、暦で本格的な冬が始まる日とされる昨年十二月七日に七十一歳の女性が一人で暮らす都内のアパートを訪ねた。十一月下旬に都庁前の食品配布会場で出会った。「もう三日も食べていない」と恥ずかしそうに話す様子から、暮らしぶりが気になった。
● ● ●
布団が敷き放しの六畳間に本や書類が散乱。玄関はゴミ袋の山だ。「本当は、きちんとしたいのよ…」。女性は片付けられない理由を説明する。「コロナが広がってからは家でテレビを見るばかり。気持ちがふさぎこんじゃってね。ずっとイライラしているの」
福岡県出身。母子家庭で生活が苦しかった記憶が、つきまとう。「もらった服ばかり着ていていじめられた」と振り返る。「子どもにつらい思いをさせたくなかったから、自分は結婚も出産もしなかった。『不幸な女の子が幸せなお嬢さまになる』空想をして気を紛らわせていました」……
この方とは、背負った困難くらべものにならないけど、ボクも子どものころ、そして、思春期の頃、苦しかったり、悲しかった時、妄想・空想に逃げていたなあ。そこが救いだった。そんなことを思い出した。
人間の尊厳、24条の個人の尊厳。ほんとうに、その尊厳が守られる社会をつくならければと思う。
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