「自由な社会のつくり方」
日曜恒例の掃除スタートではあるが、午前中は、地域関連のお仕事で、訪問とおしゃべり。地域の若い議員さんといっしょに、久ぶりに、知り合いのところをまわったりする。おしゃべりしていて、コロナのこととともに、政治家や官僚の腐敗については大いに話題に話題になる。怒りも大きいが、なかなか共産党は広がらないねえと、言われることが多かった。野党がもっと結束をとの声も。まだまだ、伝わっていない面も多いのではあるが……。めさしたことは実現できなかったけど、いろいろわかって楽しい時間でもあった。
家に、戻ってきて、昨日からの引き続き、座談会①の準備。文献も読み進める。5月作業の雑誌のインタビュー①の日程調整のやりとりも。
お昼からは、第3回オンラインシンポジウム 安全保障関連法に反対する学者の会×Choose Life Project コラボ企画「自由な社会のつくり方」を聞く。
のっけから市野川さんの話、「生きるに値しない命」という考えが広がってはいないかという話は刺激的で、胸にささった。ジェンダー平等でわれわれは、一歩をふみだしたのだから、さまざまな問題で、いろいろ見方を変えていくということが求められているのだろうしなあとは痛感させられる。「自由とは、他人の自由の実現のためにある」「学問はそのためにある」という言葉は、なるほどそうだと思う。人権というものの考え方に学ばされる。金子さんの話は、金子節はまだまだ大丈夫って感じ。”鼻につく”ところも健在(笑)。よりくどくなったもしれないけど、勉強になることも多い。湯澤さんも、ポイントを抑え、コロナ禍の女性の世界のとりくみは整理されたし、そのもとでの女性の貧困をめぐる制度の欠陥も整理された。結構、あつい湯澤さん。
「学問の自由」についての、上野さんと駒込さん。とくに駒込さんのまとまった話は初めてかも。上野さんは学術会議問題を中心に、駒込さんは、さらにいま大学でおこっていることを。駒込さんの話を聞きながら、いま大学ですすんでいることのひどさ、政府はほんとうにここまでやってしまっているのかと、あらためて暗い気持ちになる。駒込さんかあ。ちょっと、いろいろな意味で感慨深い? きっとここは違いもあるのだろうと思いながら、話はとても面白く、興味を聞いた。どんなふうに、議論を組み合わせていくか、いろいろ頭の中で、考えたり。
ビラ折りをしながら聞いていたけど、結構、あっという間だったなあ。
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