「女性による女性のための相談会」125人が来場! 〜寄せられた多様な声〜
いよいよ追い込みの時期です。今日は提稿を3本。残りの原稿の確認も。いろいろやりとりもあり、そして、たまっている実務などもすすめる。そんな1日。
土日、取材が3本。うちあわせzoomが1つ。合間に、個人の用事。この間、ずっと個人の用事を切り捨ているような生活で、何とか維持していたという感じなので、個人の用事を入れると、とたんに生活はしんどくなる。まあ、個人の用事はだいじなんだけどねえ。さて、どうしていけばいいのか、考えもの。
大事な記事をクリップ。忘れないために。
「女性による女性のための相談会」125人が来場! 〜寄せられた多様な声〜(HUFFPOST) 雨宮処凛
女性だけの相談と絞ることで、多様なニーズが浮き彫りになった。女性だけの場所を作ることで、初めてひとつひとつ言語化できないくらいの小さな声が聞こえてくるのだ。「夢みたい……」
生活保護申請を終えたあと、その女性は何度も小さく呟いた。
3月13日、都内のある炊き出しで声をかけた女性。話をするともう3年ほど住まいのない生活で、大雨だというのに今夜の寝場所も決まっていないという。
「今日と明日、大久保公園で女性だけの相談会やってるんで、ぜひ来てください」
何度も念押しすると、女性は雨の中、傘もささずに大久保公園に来てくれた。その日の強風で傘は潰れてしまったという。さっそく聞き取りをし、生活保護の話をすると利用したいとのことだったので、その日申請ができると聞いていた某区に、弁護士の白神優理子さんと私と彼女の3人で向かった。区役所ではマガジン9の元メンバーであり、現在は豊島区議会議員の塚田ひさこさんが待っていてくれて、4人で相談ブースに入る。
「なんとしても生活保護申請受理、今日から1ヶ月のホテル滞在、本人が嫌がっているので扶養照会をしない方向で交渉しないと!」
担当者を待ちながら、私は鼻息荒く身構えていた。
せっかく生活保護を申請できても、女性の場合、婦人保護施設や他の施設に入れられてしまうと、携帯を管理されて自由には使えなかったり、また環境が劣悪だったりで耐えられず逃げ出してしまうこともある。そうなると「失踪」となって生活保護は廃止され、また路上生活という「振り出しに戻る」ことが多い。それだけでなく、「公的福祉に対する不信感」が刷り込まれてしまうのでもっとも避けたいところだ。……
生きづらい世の中だ。そこに、どう迫ればいいのか。
取材をとおしていろいろ考える。昨日は、ボクより20歳も下の世代の人たちと遅くまで議論。働く現場でおこっていることは彼らのまわりでおこっている。だけど、政治や政策の現場はまだまだ、70代、60代の人が中心。議論から刺激を受けながら、このギャップをどう埋めていくのかについても考えさせられる夜だった。ボクは何ができるのか。どのように年を重ねればいいのか。
ベランダのチューリップ。去年から、結構、ベランダの花はきれいに咲くようになったなあ。
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