「裁判所は生きていた」生活保護基準で勝訴、原告側喜ぶ
今日は工場籠城。まあ、作業は粛々と。昨日、へんな夢を見たから、疲れている感じ。花粉が結構、体にきている感じもするなあ。目もかゆい。
ひーひー言いながら、ゲラと格闘しているところにビッグニュース!
「裁判所は生きていた」生活保護基準で勝訴、原告側喜ぶ(朝日新聞)
国が引き下げた生活保護基準をめぐり、大阪地裁が22日、生活保護費を減額した決定を取り消す判決を言い渡した。原告側は「裁判所は生きていた」と喜びを語った。「勝訴」「保護費引き下げの違法性を認める」
判決の言い渡し直後、法廷から大阪地裁前に飛び出した弁護士がそう書いた紙を掲げると、詰めかけた支援者らからは大きな歓声と拍手がわき起こった。
周囲とハイタッチをして喜んだ支援者の女性は、涙を流しながら他の支援者に電話で報告。報道陣に「他の仲間に会いたい。みんなを抱きしめたいです」と喜びを語った。午後3時半過ぎから大阪市内であった会見では、弁護団副団長の小久保哲郎弁護士が開口一番、「みなさん、勝ちました!」と支援者を前に手を突き上げた。小久保弁護士は「本当に長い闘いでしたけど、裁判所は生きていたと思えた。本当にうれしい判決でした」と笑顔を見せた。
名古屋の判決がひどかったから、よけいにうれしい。ボクがこの間、裁判物で担当するのは、原発と生活保護。最近のこれら裁判は、原告の主張を聞くか、無視するのかで、わかれる感じ。名古屋は、まったく無視だけど。今回は、国がつくった判断基準そのものが違法であり、裁量権を逸脱しているとまで言い切った。
ほんとうに、重要な意義のある判決だ!
昨日の夜、すごくお世話になった先輩の訃報が入った。国会秘書だったH(平野厚哉)さん。今日は出張校正で、お別れには、どうしても行きたかったけど、行けませんでした。自分の葬儀でも、行けない日だし……。たくさん、一緒に仕事をしたし、よく飲みに行った。ものすごい国会での議論の蓄積があって、平野さんの頭の中に蓄積されたものをもっと受け継ぎたかったなあ。いちばんの思い出は、やっぱり、教育基本法改悪かなあ。ものすごく悲しいし、寂しい。
さて、ちいさなお雛様を出してみた。
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