ケアするのは誰か?: 新しい民主主義のかたちへ
今日は、来月のための準備の資料読み。どこまで、読めるかなあ、集中力続かないし、疲れていて眠いし。なんだかなあ。いろいろ世の中、変なというか、驚くような事件が続くし、その対処もどうするのか。いろいろ準備のための作業をじっくりしないといけないんだけど……。なかなかだなあ。
勉強したい大きなテーマの1つは、「民主主義」だなあ。
なぜ、民主主義はこんなにも脆弱で、危機的な状況が生じるのか。多くの知識人が言及しているけど、まとまって、読み込んでみたいと思うのだけど。
そのなかでも、実は、もっと問いかけなければいけないことがある。そのことを問いかけているのが、この本だな。
読んでいて、ハッとさせられるというか、自分がきちんと自覚できていなかったことを突き付けられるという感じがする。ケアの歴史、源流。生きることそのものの意味を問うケア、それが人としての人生を豊かにする、にもかかわらず、なぜ、ケアは女性に押し付けられ、見下されてきたのか? ケアを問うことで、社会のなかで生きる自己のありようも問いかけることになるということか。ケアをめぐる民主主義のありようを問いかけることは、さらに、民主主義そのもの変えていく。ラディカルな問いかけが、格差と貧困が跋扈するこの世界・社会を変革するのだよなあ。自身の意識や立脚点そのものを揺さぶられるような本だったと思う。岡野さんの本は、難解で、これも難解だけど、そのなかで、比較的読みやすいなあ。何度も読み返して、深めたい感じがするけどなあ。何人かで討論してみたいなあ。こういうアンチ・ネオリベの先鋭な議論と、いまのマルクス主義の接点とか、接続のありようとか、そうでない点とか。そういうことも、いろいろ考えてみたい感じもするしねえ。興味は尽きない。
まだまだ、まだまだ、勉強が足りませんね。あと、ちょっと、しっかり、休まないとなあ。相方に会いにも行かなくてはいけないし、孫①②にも会いに行かないとね。
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