千葉の原発避難者の集団訴訟 国にも賠償命じる 2審の東京高裁
今日もいい天気!
月曜日から工場籠城という局面で、追い込みのバタバタ。著者校正もドシドシかえってくる。残りの原稿も。あと、ちょっとだ!
来月の打ち合わせなども始まる。これから手を打たなければいけない政治課題が山盛りだなあ。選挙のある年だから、やっぱりしっかり、やらなないとなあと。永田町は、どんどん荒れ模様だし(いろいろな意味でね)。ちょっと、いろいろ聞き回らなきゃなあ。
とりあえず、今日はうれしいニュース!! ひたすらうれしい。
千葉の原発避難者の集団訴訟 国にも賠償命じる 2審の東京高裁(NHK)
福島第一原子力発電所の事故で千葉県に避難した人たちが訴えた集団訴訟の2審の判決で、東京高等裁判所は、国の責任を認めなかった1審判決とは逆に、国にも賠償を命じました。原発事故で千葉県に避難した40人余りが国と東京電力に慰謝料などを求める訴えを起こし、1審の千葉地方裁判所は津波対策をとっても原発事故は避けられなかったとして国の責任を認めませんでした。
19日の2審の判決で東京高等裁判所の白井幸夫裁判長は「平成14年に国の地震調査研究推進本部が公表した長期評価に基づいて津波の評価をしていれば、原発の敷地の高さを大きく超える津波が来る危険性があることを認識できた。防潮堤の設置などの対策をとれば、すべての電源を喪失する事態にならなかったと認めるべきだ」と指摘し、1審とは逆に国の責任を認めました。
また「元の居住地へ帰るために暫定的な生活を続けるか、帰るのを断念するかといった、意思決定をしなければいけない状況に置かれること自体が精神的な損害だ」として、避難生活に対する慰謝料だけでなく、生活の基盤が大きく変わったことについても賠償すべきだという判断を示しました。
そのうえで、東京電力と国に対しておよそ2億7800万円の賠償を命じました。
原発事故で避難した人たちなどが国に賠償を求めた集団訴訟の高裁判決は全国で3件目で、国の責任を認める判決は去年9月の仙台高裁に次いで2件目となります。……
福島は、ずっと取材してきたテーマだし、原告のみなさんの苦労も、たくさん聞いてきたから、ほんとにうれしまった。群馬の東京高裁判決がひどかったから、長期評価の点で、それをくつがえしてくれたようだし。ちょっと、ウルウル来たよ。
「慰安婦」をめぐって、タカ派ジャーナリズムは、まったくなかったことにしてしまおうと、躍起になった攻撃をはじめている。そのことによって、公正・中立の軸を右にもっていこうとしているのだろうなあ。許せない事態だなあ。このことも、ちょっと考えないといけないなあ。
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