「震災時以外にも起きていた朝鮮人虐殺―岩手矢作事件( 1932 年)を中心に」
今日は、午前中から会議、そして、職場内部の学習会。いろいろ勉強する一日。それから、実務をやって、メールをいっぱい送る。思ったほどは、仕事はすすまないなあ。ふー。明日から、もうちょっと、がんばってみよう。
夜は、藤野裕子さんの「震災時以外にも起きていた朝鮮人虐殺―岩手矢作事件( 1932 年)を中心に」を視聴。『民衆暴力』はすごくおもしろかったから、期待していた。
しかし、なかなか、オンラインにつながらない?? おかしいなあと思ったら、どうも発信元でトラブルがあったみたいで、20分以上遅れて、やっと入ることができて、それからはじまった。講演のなかみは超おもしろかった。岩手矢作事件というのは、あまりしられていない事件だけし、ボクもよく知らなかった。場所は、現在の陸前高田市。朝鮮人3人が虐殺され、19人がけがをしたという事件で、これが日本人と朝鮮人のあいだでおこった乱闘とされていたが、調査がすすむなかで、日本人による虐殺であったことがあきらかになったもの。その後の、調査研究をふまえて、この事件の意味することを考える。
明るみになった事件の事実。日本人が朝鮮人飯場を襲撃。襲撃がどのように準備されたのか、どのようにおこなわれたのかもかなりわかっている。労働運動という面での要求に対して、民族的な報復ということがおこなわれた。強姦もおこなわれるなど、性暴力もあきらかに存在したのだけど、資料はあまり残っていない。そのことの意味も問いかける。講演では、企業、警察、地域社会の対応が紹介される。ここまでわかってきたのかと、驚かされる。それがなぜ乱闘とされ、襲撃・虐殺が隠されていったのか? この時代の位置とともに、明治以来の根深い植民地主義についても言及され、それに抗っていくためにも、資料を積み重ねる歴史研究の意義も話された。いやあ、満足満足の講演。できれば、こういう人と、いっしょに仕事したいなあとも、あらためて思ったけどねえ。いつか、実現できればいいなあ。
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