第16回子どもの貧困対策情報交換会 と BS1スペシャル「消えた窯元 10年の軌跡」
大型座談会①の出席者修正が返ってきたので、その作業。結構な長さなので、提稿まですすめるのに時間がかかった。でもまあ、一安心。
あ、掃除は、結構まじめに。お風呂掃除もしたし、水回りの掃除もね。
午後からは、第16回子どもの貧困対策情報交換会。テーマは、「コロナ感染拡大と障害児・家族の生活」。
まあ、相方の報告なんですけど。彼女の報告は何度も聞いているので、それはおいといて。保護者の方の、発言がよかった。スペクトラムの子どもが、どんな状態のもとになったのか、リアルな報告と、そのときに親の思い。若い親御さんだけど、ものすごく、よく考えておられる。ボクらの世代とはいろいろな感じ方、見方、見え方の違いはあるのだろうけど、その視点には学ばされる。この人たちが担っていくのだなあ。相方と保護者の方とのやりとりがよかった。ちょっとウルウルしてしまった。相方の思いにも、あつい思いを感じた。
結局、じっくり聞く、そのためにも語りかけるという関係をつくることよりも、力、暴力的な抑圧が支配する社会になっているということか。教育の世界だけではない。原発の話でも、困窮の話でも、戦後補償の話でも、そして、女性の問題でもそれは同じなのかもしれないなあ。
終わった後は、インタビュー②の準備を少々。
夜は、BS1スペシャル「消えた窯元 10年の軌跡」を見る。
東京電力福島第一原発から10キロにある山間の小さな集落、浪江町大字大堀。原発事故から10年たった今でも放射線量が高く住民が暮らすことはできない。原発事故の前、ここは300年以上の歴史を持つ陶芸の里だった。23軒の窯元が東北を代表する伝統工芸品、大堀相馬焼を生業に暮らしていた。肩を寄せ合い伝統文化を守ってきた人々。彼らはどこに行ったのか。10年間の軌跡を追う。
被災者の救済とは、現状の回復が基本だというのが、公害裁判でずっときずいてきた原則。原発事故という公害は、故郷も、人々のきずなも破壊した。300年の伝統も揺らいでいる。では、何ができるのか。なぜ、そういうことに政府も、東電も背を向け続けるのか。10年を問う貴重な番組だった。お、編集はあの方だ!!
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