「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最。適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)」、ちゃんと読み込まなきゃねえ。
今日は、朝から、会議、会議、実務、実務の1日。まあ、そんな日もある。だけど、企画がうまくころがらない。いま、どんな企画をつくればいいのかという悩みも大きい。うーん。うかばない。でもまあ、今日はいい天気だったから、空を見て、気分転換しかないかな。
中教審答申が出た。題して「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最。適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)」 。いろいろ話題。すぐに狭い学力についての議論にもっていきたがる文科省ではあるが、ここにきて、学校は生活を支える場ということを打ち出す。なにしろ、障害児教育では、寄宿舎を強調する。そんな膨らみをもたせたかと思うと、議論の展開では、「資質・能力」から、狭い学力にどんどん狭まっていってしまい、従来型の議論の域を出ない。学力にとらわれるのはやはり文科省か。その土俵で、経産省や文科省に対応しようとするの?? だから、何をいいたいのかよくわからないんだよ。もともと、コンピテンシーにも二面性があり、そこから矛盾がはじまっている。それをいろいろねじまげつつ導入した「資質・能力」にまだとらわれるのか?
だけど、矛盾だらけの、教育現場になってしまっているから、さまざまな議論がいろいろ反映する答申。各論になると、いっそう使えるところ、面白いところもあるということになる。だけど、しんどい議論も多そう。議論は収拾つかなくなるのかなあ。となると、政治が跋扈しちゃうじゃん。ああしんど。どうすっかなあ。子ども発で、いろいろ仕事してみるのかなあ。ちゃんと読み込まなきゃねえ。
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