今月末期限の休業支援金「よく知らない」8割超 アルバイトも利用可能、手続き急いで そして「貧困の連鎖を断て!西成高校の挑戦」
今日は印刷工場籠城です。いよいよ山場の作業。さすが疲れました。
籠城をひとまず終えると、何とも言えない無力感。まあ、これって普通のことですよね。うちは、総合誌だから、それはそれで、雑誌として自己完結がもとめられる。ある意味、一人で、世界の矛盾に立ち向かっているような感じ。もちろんたくさんの人に支えられて、がんばっていただいているのだけど、だけで、できていないことがあまりにも多く、自分のやっていることは不十分。やっぱり、そんなしんどいときは、この歳になると、ひとりでいるのはつらいなあ。自分の力に、その衰えに自信がなくなる。だけど、それではいけないと反省する。その不十分さを埋めるしかないんだよなあ。
さて、今日の気になるニュース。
今月末期限の休業支援金「よく知らない」8割超 アルバイトも利用可能、手続き急いで(京都新聞)
休業中の賃金(休業手当)を受け取れない中小企業労働者に特化した新型コロナウイルス対応の「休業支援金・給付金」の昨年4~9月分の申請期限が今月末に迫った。厚生労働省はシフト制の非正規雇用や短時間の休業も対象に含め幅広く救済する考えだが、民間の調査によると、8割超が制度自体をよく知らないと回答。周知不足に課題を残す中、駆け込みでの手続きを呼び掛けている。休業支援金は、飲食店や宿泊施設で働く雇用保険未加入の学生アルバイトらも利用でき、京都や滋賀にも一定の対象者がいるとみられる。営業時間の短縮で勤務シフトが減り、例えば勤務が週5日から3日に、1日8時間から3時間になった場合にも適用される。出先機関の都道府県労働局が就業実績に応じて支給額を算定する。……
ほんとうに学生の困窮はひどくって、アルバイトの休業は打撃になっているから、これって、学生さんには、知らせてほしいなあ。休業支援金・給付金は、事業主(飲食店を含む小売・サービス業は資本金5千万円以下など)の指示で休んだ労働者に対し、1日あたり1万1千円を上限に休業前賃金の8割を補償する。非正規の場合、給与明細などで月に4日以上の勤務が半年以上あり、コロナの影響がなければ雇用が継続されたと確認されたりすれば対象となる。事業主の負担はない。対象期間は昨年4月から、発令中の緊急事態宣言が全国で解除された月の翌月末まで。申請期限は昨年10~12月分が今年3月末、1~2月分は5月末に締め切る予定だという。申請はオンラインでもできる。
夜、NHKの逆転人生の「貧困の連鎖を断て!西成高校の挑戦」を見る。
熱血先生と生徒たちの逆転劇に、前田裕二・朝日奈央が感動!育児放棄された少年、シングルマザーになった17歳。子どもの貧困に立ち向かう大阪・西成高校の挑戦を描く。
親から子への「貧困の連鎖」が問題となっている大阪・西成。この地域の子どもが多く通う府立西成高等学校はいま、学びを守ろうとする先生たちの取り組みが熱い注目を集める。その名も「反貧困学習」。生徒が貧困と向き合い、そこから抜け出すための具体的な術を学ぶ特別授業だ。深刻な教育困難校だった西成高校は、この授業をきっかけに非行や中退が激減し生まれ変わった。驚きの授業風景、そして先生と生徒の涙の逆転を描く。
西成の反貧困運動は政治的には、いろいろややこしい。昔からの解同との経緯もありそうだし……。大阪を長く離れた人間にとってはわからないことも多いけど……。だけど、いろいろなとりくみには学ぶことも多い。それがこの地域のすごさでもある。この反貧困学習も、若者たちのエンパワーメント。フレイレの世界を連想させる。人はつながって生きていけるんだ! 自分もつながって生きていかないとなあ。
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