新型コロナで「生きていくのが難しい」6割超 実質的な失業者へ追い込まれる女性たち
今日は、何日かぶりのいい天気だったけど、寒かった。職場のボクの席はやっぱり寒いなあ。
インタビュー①を仕上げて、発信。続けて、講演改造①も完成に向けてかなりの進行。あともう少し。またまた原稿が届いたので、その提稿作業も。インタビュー①は、修正も入り、提稿まですすんだ。よくがんばった一日。
さて、今日のニュースから。
新型コロナで「生きていくのが難しい」6割超 実質的な失業者へ追い込まれる女性たち(東京新聞)
野村総研は19日、女性のパート・アルバイトで、統計上の失業者には含まれないが、同じような状況にある「実質的失業者」の調査結果を公表した。新型コロナウイルス禍で「生きていくのが難しい」と感じることが増えた人が6割に上るなど、急激な収入減で将来への不安が増す女性の現実が浮かび上がっている。
調査は昨年12月、インターネットで行い、仕事が減った5150人の回答を分析し、推計した。コロナ前からの気持ちの変化を問う質問では苦しさや不安などマイナスの気持ちを感じることが「増えた」との回答が多数を占める。
具体的には「暮らし向きが苦しい」(61・8%)、「将来の家計への不安」(78%)、「経済状況を理由とした気持ちの落ち込み」(70・6%)、「金銭的な理由で、この先生きていくのが難しい」(62・8%)など。こうした不安などが「減った」と回答した人はいずれも1%台だった。
実質的失業者の経済状況も分析した。コロナ前の世帯年収は400万円未満の女性が58・6%を占め、自身の収入減が世帯の家計を圧迫している苦境がうかがえる。世帯の貯蓄総額は72・9%の人が減り、そのうち貯蓄総額が半分以下になった人が43・8%に上った。……
失業者の定義は本来、月の最終週に全く仕事をしなかった人だが、同総研はコロナの影響で「仕事量半分以下、休業手当なし」だった人を失業者に近い「実質的失業者」とみなし、こうした女性が約90万人いると推計。今回の対象者と本来の失業者を合わせた実質的な女性の失業率を5・2%とみている。
相当深刻な状態だ。調査した総研の武田佳奈氏によると「コロナ前は支援が必要ではなかった人も、実質的な失業者へと追い込まれている」と強調しているそうだ。もちろん、その指摘は、さまざまな年齢、階層にもあてはまりそうだけど、とりわけ女性にそれが顕著にあらわれる。つくろい東京ファンドの小林さんがどこかで発言していたけど、食品の試食販売員などはその典型例なのだと思う。いっしゅの接客のプロなのに、にっちもさっちもいかなくなっているとも。だからこそ、分厚い、社会保障がいま求められているはずなのに……。
帰りの電車の中の、能天気な広告。
まあ、私としては、7月は22日か4連休で、工程のくり上がりが恐怖。
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