全国障害児学級&学校学習交流集会
朝から掃除をして、うーんいい天気だなあ。
なのに仕事だ。まずは、インタビュー①に向けての、資料読み。読むべきものがたくさんあるけど、胸がつまるようなものばかり。メンタルはなかなか大変だ。そんな時代。
午後は、全教の全国障害児学級&学校学習交流集会 。ずいぶん、久しぶりの参加。これもオンラインだからできるんだよなあ。地方の開催での参加は、やっぱりお金がね(苦笑)。
まずは、岐阜大学の別府哲さんの講演「子どもの心を理解する 自閉スペクトラム症を中心に」。すぐ下の後輩くんだな。ちなみに、彼のパートナーさんは、1学年135人しかいなかった小さな高校の後輩だったりする。世の中狭いんだ。
講演内容は、子ども理解からはじまる。自閉症児の世界、なるほど、あまり図式的に理解してはいけないような多様な、豊かな世界があり、彼・彼女なりの理由がある。だけど、難しさは、悲しみや苦しみを生む。それは子どもだけではなく最もかかわる親もそうだ。そこを読み解く。悲しみの奥にある願い。そうしたことをふまえた、実践のすばらしさ。ふれあいということの大事さ。コロナ禍だからこそ考えたいテーマだ。なるほどなるほどと思いながら聞いていた。自分のこともちょっと考えたし、まわりのことんも考えた。別府さん話うまいなあ。そこには、障害児教育の貴重な実践の積み重ねがあるんだよなあ。
だけど、そういう豊かな実践がふみにじられるような実際が、現実にはある。かつては、障害ある人が生きる地域づくりおん拠点としてあることをめざした学校が……。そのことを痛感させられるのが後半のリレートーク。コロナ禍が学校に何をもたらしたか。放課後デイの田中さんの報告や、滋賀の父母の北川さんの報告からは、まとめで越野さんがいっていたように、学校はその任をはたせない厳しい現実があり、むしろ放課後デイがその役割をはたしていたという現実。率直に、そのことをテーマにしたトークだったのは、先生たちのなかでも、コロナ禍の学校の休校などの事態に、忸怩たる思いがあったのだなあと思ったけど、しかし、全国で、ある意味ほとんど押し返せていないという現状をまざまざと見せつけられたのも事実。その現実はあまりにも衝撃的。ほんとうに、今後、どのようにその状況を変えていけばいいのか? そんなことも強く考えさせられた。
だけど、障害ある子どもがいる家庭もそうだけど、ほんとうに厳しい状況にある人が増えている。そのことをいっそう感じさえられたのが、夕方にTverで見た、昨日の「報道特集」。飲食店の時短要請は、その取引先の生産・製造産業まで直撃しているが、そこに補償があるわけではない。そういう生活困窮の広がりの現状も明らかにされる。一方で、医療現場はギリギリだ。ここまで、医療現場はたたかっているのかとあらためて考えさせられる。なぜ、この状況を政治は(正確には政権は)半年以上も手をうたないままなのか? ほんとうに悲しくなってしまう。昨日も書いたけど、保健所は機能しなくなっている。検査を増やしだけ(だけ、ね!)ではどうにもならない……。だけど、あきらめてはいけない。できることを最大限やる。そう励まされた。
夕方、買い物。生協の注文はやっと来週から、4回も注文しそこねたので、買い物がたいへん。だけど、近くの生協の店舗は午後8時までに。駅前のスーパーは?? いよいよ買い物難民か?
図書館もしまっている。いろいろ制限される生活。なかなか苦しい。
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