学生の困窮
今日は、朝から提稿作業を3本すすめる。これで、自分の担当している十数本の原稿のうち、残されたのは一本のみ。まあ、今月も何とかやってます。みなさん、ありがとう。来月の座談会の日程調整もほぼ完了。よしよし。
さて、先日、北海学園のアルバイト白書を紹介したけれど、学生の困窮はかなりたいへんなところに来ている。そういえば、いまから2年ほど前、FREEの調査で、仕送りゼロの学生が3割ということに驚いたけど、最近はなした大学教員に聞くと、調べていると、いまは4割を超えているという。その理由は、保護者の経済的な状況によってというのだ。アパート代もふくめ生活費すべてをアルバイトと奨学金でまかなとなると相当なことになる、週の過半をかなり長時間とアルバイトとなる。すると、勉学との両立はかなりたいへん。よく考えてみると、いまの学生さんは、世紀が変わるころに生まれている。すると、その親御さんは、バブルが崩壊したあとに就職をしている。氷河期世代だ。そして、日経連の『新時代の「日本的経営」―挑戦すべき方向とその具体策』の路線のもとで職業生活をおくっている。不安定な層も少なくないということだ。そこをコロナ禍が直撃している。学生のほうも、ここにきて、コロナ禍で、アルバイトは減り、課題は増えて、にっちもさっちもいかない学生生活を送っている学生も少なくない。食料支援などのとりくみは、いま欠くことのできない課題になっているという背景がよくわかる話だった。うーん、ほんとうに大変である。
そんなことを考えていたら帰り、千駄ヶ谷の駅前で、外国から来ているかたとわかる方から声をかけられた。「自分は留学生だけど、困っていて、菓子を売っているから買ってほしい」と。くわしい話を聞きだす時間もなく、しゃれた励ましもできなかったけど、帰国もできず、働くこともままならず、支援制度もなく、おきざりにされているのだろうなあと心が痛くなる。この国はいったいどうなっていくのかと悲しくなった。
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