高校生の子どもいるひとり親世帯 8割近い家庭が赤字 NGO調査
今日は、目先の企画のために連絡をとったり、メールをしたりする作業をすすめて、あとは次の企画のための資料よみ。そればかり考えていると、何とか、いろいろうかんでくるもの。よし、ここ数日で、いくつか具体化するぞと決意する。
いよいよ東日本大震災、そして原発事故から10年が近づく。それをコロナ禍のもとで迎える。どんな論点が成り立つのかをいろいろ考えているところ。
今日のニュースで気になったもの。
高校生の子どもいるひとり親世帯 8割近い家庭が赤字 NGO調査(NHK)
コロナ禍で経済的な支援を必要としている高校生の子どもがいるひとり親世帯を対象にNGOが調査したところ、家計が赤字となっている家庭は8割近くを占め、「高校中退の可能性がある」と答えた家庭が3割に上ることが分かりました。国際的に活動しているNGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」は、高校生の子どもがいる都内在住のひとり親の家庭で、給付金による経済支援を行った355世帯への調査結果を、30日公表しました。
この中で、感染拡大で支出が増えた費目を聞いたところ、
▽「食費」という回答が92%、
▽「水道・光熱費」が85%、
▽「通信費」が45%、
▽「オンラインの教材費」が27%などとなりました。現在の家計の状況については、
▽「赤字で借金をして生活している」が28%、
▽「赤字で貯蓄を取り崩している」が50%と8割近い家庭が赤字となっています。高校生活における進学や就職など進路に関わる費用について、
▽「支払えなかったことがある」家庭は9%、
▽「今後、支払えなくなる可能性がある」家庭は83%でした。こうした中、感染拡大による経済的な理由で「高校を中退する可能性がある」という家庭は32%に上りました。……
女性の困難がコロナ禍で、注目されている。今日のクローズアップ現代も、それに関連して、パパ活をとりあげていた。文芸春秋でも、秋山さんが書いていた。性風俗そのものも、その背景としての、女性の貧困がとりあげられている。そのぐらい深刻。
しかも、弱い層から困難は拡大する。シングルマザーがその典型だけど、シングル家庭の学生の困難を、あすなろが昨日だか、記者会見をしていた。学生一般のしんどさも広がっているし、女性だけではなく(もちろん女性に圧倒的に多いのだけど)、非正規労働者そのものがひじょうに深刻なもとにおかれている。とりわけ、住宅の問題がこれから冬にかけて、しんどくなっていくのは容易に想像できる。そのとりくみが求められていると痛感する。
昨日は満月。今日も、天気はよかったので月がきれいだった。
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