教員からの性暴力なくすために 最前線からの提言
今日は、朝から、会議の報告をネットで聞く。いろいろ考える。まあ、結構、やってきたことは大事だったなあともね。いずれにしろ、これからが課題だ。
お昼からは、引き続き、提稿作業。残りはあと1本です。これからは、ゲラ読み作業に集中しないとね。その前に、資料読み。いま、中心的には、2つのテーマを追っている。その1つの資料を読み込む。あまり得意でない分野の部分もあり、読むのに時間もかかる。著者は、どちらかというと、悪文だなあ。よけいに時間がかかる。が、いろいろ考える。きっと、この時間が大事なんだろうと思うしかないなあ。
さて、今日のクローズアップ現代+は「教員からの性暴力なくすために 最前線からの提言」。
最近、よくがんばっている後輩くんのSさんが登場している。
去年5月から継続取材を行うクローズアップ現代+の「#性暴力を考える」プロジェクト。今回は、わいせつ行為などで処分される公立学校の教員が過去最多となっている、学校現場の問題に迫る。私たちの取材で明らかになったのは、処分に至るのは氷山の一角に過ぎず、多くの被害が意識や制度、時間などの“壁”に阻まれ、埋もれたままになっている実態。現場の徹底取材に加え、最前線で活動する専門家たちとともに、教員からの性暴力をなくし、子どもたちを守るための提言を行う。
教師と子どものあいだには圧倒的な力関係の差がある。そのうえ、信頼というものを悪用して、暴力の被害と感じさせない関係をつくる。なかなか、この問題が見えずらいことがよくわかる。考えてみれば、親子のあいだでも、暴力が存在する。その救済のための、システムと法制度が急務なのはそのとおりだと思う。
おりしも、WOWOWで、コールドケース3がはじまって、その最初が子どもへの性暴力だった。被害者の心の傷は、計り知れず、ボクらの想像を超えるところにあるということが痛感させられる。教師からの性暴力による傷は、ほんとうに想像を絶するのだと思う。
個人の問題もあれば、いまの学校の抱えている問題もあるだろう。人を人として尊重するというところから外れている風潮の克服は急務。そのためにも、子どもの尊厳の尊重こそ。被害者に思いをいろいろ思いをはせる。
そういえば、Sさん、今日、某新聞に、インタビューが掲載されていた。少人数学級は世界のケアの流れの中に、それに逆行する財務省の異様、そして、学力テスト結果に固執する財務省。なかなか大事な指摘。GIGAのために少人数学級はたしかにそう。経産省の浅野さんの発言などを見ていると、どちらかというの経産省は、文科省は、少人数学級をいかして、GIGAを本格的に推進してくれればいいけど、そんな能力あるのって感じのもの。そのぐらいのスタンスか。GIGAの評価はなかなか慎重であれねばならぬ。もう一度、子どもの発達との関係で、教育がどうあるべきかというなかに位置付けるべき。いろいろ研究すべき問題もたくさんある。そのぐらいの姿勢でていねいに進めてほしいとは思うけどなあ。
今日はいい天気。こんな天気だといいなあ。
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