「学術会議の話、聞くなんて」坂井副長官、NHK番組に
今日(昨日)は、まず、一稿がきた原稿の検討・相談からスタート。少々、予定より長いのでどうするのかを相談。並行して、資料読み、そちらのほうは、まだまだ霧のなか。
相方たちの調査がしんぶん赤旗の結構、大きくとりあげられ、数人から、あれお連れ合い?と聞かれた。いよいよ、相方のほうが圧倒的に、ボクより有名になってきた(笑)。
同じように、北海道通信社の教育版に掲載。こちらは、学校の校長などが読んでいるので、特定の影響力のあるもの。
教育大釧路 特別支援保護者対象に調査 コロナの悩み 運動不足 家族以外とかかわる機会減(北海道通信社 教育)
(コロナウイルス関連 2020-12-11付)
【釧路発】道教育大学釧路校の特別支援教育研究室は、特別支援学校に在籍する児童生徒の保護者を対象に実施した新型コロナウイルス感染症にかかわるアンケートの結果をまとめた。全国一斉休業中の子どもの生活についての悩み・困り事では、回答者の8割超が「運動不足」と回答。「テレビ・ネットに使う時間が増えた」「自宅から出たがらなくなった」との回答も多かった。家族の悩みでは「感染しても隔離生活ができない」「家族以外とかかわる機会が減った」といった回答が多く、親子共に心身の負担が大きかったことが明らかになった。新型コロナウイルス感染症による全国一斉休業や外出自粛に加え、学校再開後の生活制限等が、障がい児の生活と発達にどのような影響を及ぼしているかを明らかにすることで、今後の課題を考察することが主な目的。
調査は9~10月に実施。対象は東京都や埼玉県の一部と、全道の特別支援学校73校に在籍する児童生徒の保護者で、有効回答数は549件となっている。……
より、広がればいいですねえ。
こんなニュースがあった。
「学術会議の話、聞くなんて」坂井副長官、NHK番組に(朝日新聞)
坂井学官房副長官は5日夜の会食の場で、菅義偉首相が出演した10月のNHKの報道番組をめぐり、「所信表明の話を聞きたいといって呼びながら、所信表明にない(日本)学術会議について話を聞くなんて。全くガバナンス(統治)が利いていない」などと言及した。坂井氏は7日、朝日新聞の取材に対し、会食の席での会話にすぎないとの認識を示したうえで、発言内容を認めて、「報道を規制すべきだという趣旨では全くない」と説明した。首相は臨時国会の所信表明演説が行われた10月26日夜、NHKの報道番組「ニュースウオッチ9」に出演。日本学術会議の会員候補の任命拒否問題について繰り返し問われ、「説明できることとできないことがある」などと強い口調で反論した。自らの所信表明演説では、この問題に触れていなかった。……
近くにメディア関係者がいることを知っていた、こういう発言を堂々とするのだから。メディアは言うことを聞けと、本気で思っているのだろうなあ。自分たち、政府がいうことが、メディアの公共性なんだと言わんばかり。それを私物化というのだけど。だけど、気になるのは、発言に歯止めがなくなっていること。かつてあったような自制というものがなくなっている。しかも、それを抑止するような社会的な力というか、抵抗力というものがなくなっているという感じがすること。ここいらで、ほんとうに、広い議論で、問題が共有されて行かないと、重大なことになりかねないとは思うのだけれども。
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