《復興と祝祭》の資本主義:新たな「災後」を探る
今日も普通に起き、朝、掃除をして、準備をして、そして、9時から仕事の打ち合わせ。割合と順調に終わる。
その後、ぼやーとBS1を見る。まずは、「ウイルスVS人類3 スペイン風邪 100年前の教訓」。これは、5月ぐらいに放映されたものだろうか。100年前の日本を震撼させていた。史上最悪の世界的パンデミックを起こした「スペイン・インフルエンザ」は、世界で4000万とも最大1億人とも言われ
、日本でも40万人以上の死者がでたと言われるが、これまであまり語られることがなかった。その歴史を振り返るもの。続いて、「コロナ新時代への提言2 福岡伸一×藤原辰史×伊藤亜紗」。宮崎駿による漫画版『風の谷のナウシカ』が描く猛毒をまき散らす腐海の描写からコロナ危機に直面する現在の人類
何を読み解くのかというのがテーマ。 これは8月の放映か。いずれにしても、当時の議論のいまの現実の落差には、正直、茫然となる。政治がしなければならないこと、してはいけないことがかなり明白だけど、だけど、自分たちがどのように向き合えばいいのかは、なかなかわからないではあるのだけど。
お昼に、正月の買い物2日目に。その際に、ちょっと散歩に。
散歩はやっぱりいいなあ。
夕方は、おせちもどきをつくる。
テレビ番組に刺激をうけて、『《復興と祝祭》の資本主義:新たな「災後」を探る』(唯物論研究年誌第25号)をパラパラ。
岡田さんの、「災害と復興・祝祭をめぐる時間と空間の弁証法 」などを読む。コロナのいまと、100年前のスペイン風邪から話がはじまる。過去と、いま、その共通性から何を見出すのか。惨事便乗型復興ということ。しかも、歴史は地続きでもある。いまとなっては、東京オリンピックが、復興五輪といわれていたことなど、だれの頭にもないなあ。それだけに、この論文の提起は、いっそう進化している感じもする。
もちろん今日は紅白も見ないですよ。それでも、とにかく、休まなくてはとは思うので、ところどころで、ウトウトしながら過ごす一日。
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