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2020/12/07

「沖縄戦、出口なき戦場」と「シリーズ戦後75年 マルレ 秘密特攻隊 出動せよ」

 インタビュー①、引き続き、作業中。いろいろな試行錯誤が折り返した感じかな。何とか、構想をつくりきれるかの山場。

 さて、昨日から、沖縄シリーズ。Nスぺの再放送、夜はBS1スペシャル。「沖縄戦、出口なき戦場」。

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 夏にNスぺで見たときは、「NHKの番組紹介はアメリカ軍の新資料を発掘を強調するけど、たしかにアメリカの攻撃の枠組みは新資料でわかるのだけど、こうした分析がすすむのは、沖縄の場合、市町村から、字単位で、沖縄戦の聞き取りをすすめ、資料をきちんと積み重ねてきたことがあると思う。それが、分析の糸口をつくる。この沖縄の取り組みの意味と価値は大事だと思う」という感想をもった。今度、BS1スペシャルで、さらに時間をとっての番組で、あまり明らかではなかった南部地域での「集団自決」(強制集団死) に至る過程の再現に、おどろいた。この壮絶・凄惨ともいえる戦争の体験の記録と記憶。少しずつ、これまで明らかではなかった、沖縄戦の実相も明らかにされてきている。うすれゆく記憶と、一方でのこうした作業。こうした作業があるからこそ、継承がなされていくのだろうけど。

 NNNドキュメントは「シリーズ戦後75年 マルレ 秘密特攻隊 出動せよ」

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 ベニヤ板で作られた小さな舟で敵船にぶつかる極秘の特攻隊「マルレ」(㋹)。陸軍の海上挺進戦隊で乗り組んだのは今の高校生や大学生たち若者だ。その犠牲者は陸軍で言えば、航空特攻より多い。しかし、実際には、戦地に赴くまでになくなっている。秘密基地があった広島県江田島で訓練をしていた特攻兵がこのドキュメントの主人公。秘密の任務と、そして実際に下った命令は原爆投下直後、被爆した人たちの救援だった。そういう過酷な体験を2人の生き残った人の証言で構成される。これもまた、まったくおどろきだった。

 戦争体験をどう継承するのか。ボクらは、どう使えるのか。その前に、いま、この体験をどのようにうけとめ、どう考えればいいのか。被害加害の問題にとどまらず、もっと自分なりにもっとふかめなければいけない時期にあるのではないかと何となく感じている。うーん。

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