学習会 少人数学級実現今こそ! そして、「無法で無能な統治者は自滅する」
今日は、早朝仕事スタート。ちょっとトラブルもあったけど、解決して終了。
朝から4回洗濯機を回して、衣替えを半分。その後、資料読み。おもしろいなあ。
午後からは、zoomで「学習会 少人数学級実現今こそ!」に参加。ちょっと、ここでもトラブルもあり。講師の山﨑さん、最近は、オンラインでの付き合いだなあ。いつから会ってないんだろう。そういう人多いなあ。便利だけど、だけどなあ。
さて、学習会は、少人数学級をめぐる声の広がりからスタート。だけど、山﨑さんの主張の肝は、やっぱり、そのために「人と予算」をどうつけるかというところ。そのための制度改革を提案する。そのことを正面から議論することの大事さを痛感させられるなあ。おもしろいなあ。
議論を聞いていて、少人数学級の効果についての議論の難しさも感じる。おそらくこういう議論が出てくるの背景には、財務省がさんざん言っている、エビデンス論がかかわるのだろう。だけど、教育という子どもの発達を、どのような指標で評価するかという難しさ、発達の道筋、側面の多様さを考えると、議論は難しいにもかかわらず、単純な議論に流し込もうとすることが、ものすごく影響しているなあとも感じた。そのなかで、制度改革、人と予算をどう要求していくのか?大事な局面になっていることを痛感。
今日もいろいろニュースがあった。ショッキングだったのが、このニュース。
国に批判的…琉大が山本准教授に修正要求 石橋湛山賞コメント(琉球新報)
著書「日米地位協定―在日米軍と『同盟』の70年」(中公新書)で石橋湛山賞を受賞した琉球大学の山本章子准教授をホームページで紹介しようとした大学側が、受賞時のコメントが国に対して批判的だとして、山本氏に修正を求めていることが13日、分かった。山本氏が本紙の取材に明かした。同大は...
おりしも、学術会議の問題の渦中の話。学術会議の問題でも学会レベルで、批判の広がりに対して、大学からはなかなか声が聞こえない。うーん。大学は金を国に握られていているからなあ。それほど、学問の自由は風前の灯火となり、政治の介入がすすんでいる。そうとう深刻だと考えないといけないと、かなりショックをうけた。
東京新聞は、18年に補充を拒否された学者が宇野さんだったことを報じた。あの宇野さんは2度も。政府は何を恐れているのだろうか? だけど、ほんとうに自由を封じ込めようとしている。報道に対しても、ここのところNHKへの圧力は激しいとということも言われている。菅さんがNW9の出演したさいの学術会議問題での質問に激怒していると、山田真貴子内閣広報官がNHKを恫喝しているとか。ほんとうにたいへんな事態だ。
学術会議は必死の抵抗を試みる。その発信が12日の記者会見。その資料は大事だ。それがこれ。
そして今日の朝日の宇野さんの『暴君』の書評。いわく「無法で無能な統治者は自滅する」。それがこれ。
すごいなあ、宇野さん。そうだ、ボクらは決してあきらめない。
« 「パートを差別」提訴へ コロナが非正規直撃80万人減 | トップページ | 「いま、ともに『家族』を考える」そして『民衆暴力』 »
「日記」カテゴリの記事
- 「新しい資本主義」論と経済安保体制の危険性――岐路に立つ世界・日本・地域(2023.12.02)
- 生活保護費引き下げで国に賠償命令 名古屋高裁 全国初(2023.11.30)
- 屋久島沖「オスプレイが墜落した」118番通報 アメリカ軍所属8人搭乗(2023.11.29)
- (ひと)堀由貴子さん 岩波書店「世界」を四半世紀ぶりにリニューアルする編集長(2023.11.28)
- 4日前の記事――国の責任、二審も認めず=原発避難訴訟―名古屋高裁(2023.11.26)
「教育」カテゴリの記事
- 「七生『性教育バッシング』から20年-勝利判決から10年 『包括的性教育』の実現めざす集会」、「格差を広げる観点別評価」と「教員政策と長時間労働」(2023.11.25)
- プーチンとゼレンスキー ロシアとウクライナの100年(2023.11.23)
- 「チェーサーが終わる日 -在日コリアン 世代を越える葛藤-」(2023.11.18)
- 国立大学法人法の改正案、衆院委で可決 大学自治尊重など付帯決議も(2023.11.17)
- 学問の自由脅かす…国立大法改正案に反対集会 15日委員会採決か(2023.11.14)
「政治」カテゴリの記事
- 「新しい資本主義」論と経済安保体制の危険性――岐路に立つ世界・日本・地域(2023.12.02)
- 生活保護費引き下げで国に賠償命令 名古屋高裁 全国初(2023.11.30)
- 屋久島沖「オスプレイが墜落した」118番通報 アメリカ軍所属8人搭乗(2023.11.29)
- (ひと)堀由貴子さん 岩波書店「世界」を四半世紀ぶりにリニューアルする編集長(2023.11.28)
- 4日前の記事――国の責任、二審も認めず=原発避難訴訟―名古屋高裁(2023.11.26)
「経済」カテゴリの記事
- 「新しい資本主義」論と経済安保体制の危険性――岐路に立つ世界・日本・地域(2023.12.02)
- 生活保護費引き下げで国に賠償命令 名古屋高裁 全国初(2023.11.30)
- (ひと)堀由貴子さん 岩波書店「世界」を四半世紀ぶりにリニューアルする編集長(2023.11.28)
- 4日前の記事――国の責任、二審も認めず=原発避難訴訟―名古屋高裁(2023.11.26)
- プーチンとゼレンスキー ロシアとウクライナの100年(2023.11.23)
« 「パートを差別」提訴へ コロナが非正規直撃80万人減 | トップページ | 「いま、ともに『家族』を考える」そして『民衆暴力』 »
コメント