『安倍政権の終焉と新自由主義政治、改憲のゆくえ ――「安倍政治」に代わる選択肢を探る』
学術会議問題、論理の破綻を誤魔化そうとすると、どんどんわけのわからない誤魔化しの上塗りになってしまう。どうするんだろう。政府の対応は、このまま、時がたてばなんとかなると思っているのかなあ? 次は内閣委員会の大臣所信への質問かあ。批判のひろがりには注目するが、政府を見ていると、気持ちは暗くなる……。
さて、今日はインタビュー①の準備をして、そして、会議のあと、午後からインタビュー①。刺激に満ちた話で、楽しかった。インタビュー原稿でがんばる気持ちになる。
さて、1日で読めと命令された本。みなさん、治さんの新刊(『安倍政権の終焉と新自由主義政治、改憲のゆくえ ――「安倍政治」に代わる選択肢を探る』)についての感想を書き始めているので、ボクも。
この間は、渡辺さんは、改憲動向を中心に論陣をはっていた。新自由主義についていろいろ調べることができてないからなあと、口癖のように言っていた。ところが、今回の本では、安倍内閣のもとでの新自由主義の再起動の特徴を分析する。あらためてその定義から、安倍内閣のもとでのその特質をていねいにみていく。医療政策の分析は驚いた。あくなき探求心は、コロナ対策で露呈した政権の無力さをみごとにうきぼりにしているし、そのありようは新政権に引き継がれている。それだけに、またれていた分析だなあと、感嘆させられる。だけど、同時に、改憲の動向への分析に、いまの動きを見事に分析している。とりわけ、敵基地攻撃力保有の問題をしっかり位置づけての分析は、うならされる。まだまださすがだなあと、強く思った次第だなあ。
« 2つの雑誌の記事の紹介 | トップページ | 癒しのプレゼント »
「日記」カテゴリの記事
- 那覇市議、疎開記述に誤りがあると持論 対馬丸記念館の展示に 館長「間違っていない」(2025.06.12)
- 教員の働き方改革 「現場を無視した議論」 教育委員会が憤る理由(2025.06.11)
- 社会の底が抜けたような状況に、論壇誌は(2025.06.10)
- 前衛7月号ができています。(2025.06.09)
- 「取り残された遺骨 〜長生炭鉱 返還を目指す市民の活動〜」(2025.06.08)
「平和」カテゴリの記事
- 那覇市議、疎開記述に誤りがあると持論 対馬丸記念館の展示に 館長「間違っていない」(2025.06.12)
- 前衛7月号ができています。(2025.06.09)
- 「取り残された遺骨 〜長生炭鉱 返還を目指す市民の活動〜」(2025.06.08)
- 「『慰安婦』問題と日本社会」(2025.06.07)
- 平和教育「とても有意義」「良かった」が過去最高88・1% 基地への抵抗感はやや薄れ アンケート と 自民・西田議員の「ひめゆり」発言、生徒の8割が知らず 沖縄県立豊見城高 平和学習講師「戦後史を学ぼう」(2025.06.06)
「読書」カテゴリの記事
- 社会の底が抜けたような状況に、論壇誌は(2025.06.10)
- 劣化する米国、吉見俊哉さんの見方 非対称な関係、見直す時 トランプ氏再選、背景に帝国主義(2025.06.02)
- 6月号ができています(2025.05.11)
- 沖縄県民の戦場動員は行政にも責任 関東学院大名誉教授の林博史さん 4月17日発刊の新著で網羅的に解説(2025.04.17)
- 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(2025.03.11)
「政治」カテゴリの記事
- 那覇市議、疎開記述に誤りがあると持論 対馬丸記念館の展示に 館長「間違っていない」(2025.06.12)
- 教員の働き方改革 「現場を無視した議論」 教育委員会が憤る理由(2025.06.11)
- 社会の底が抜けたような状況に、論壇誌は(2025.06.10)
- 前衛7月号ができています。(2025.06.09)
- 「取り残された遺骨 〜長生炭鉱 返還を目指す市民の活動〜」(2025.06.08)
「経済」カテゴリの記事
- 教員の働き方改革 「現場を無視した議論」 教育委員会が憤る理由(2025.06.11)
- 社会の底が抜けたような状況に、論壇誌は(2025.06.10)
- 「取り残された遺骨 〜長生炭鉱 返還を目指す市民の活動〜」(2025.06.08)
- 「『慰安婦』問題と日本社会」(2025.06.07)
- 基本合意15周年記念フォーラム と 厳しい低所得層、子どもの進学「困っている」4割 ひとり親世帯調査(2025.06.05)
コメント