『安倍政権の終焉と新自由主義政治、改憲のゆくえ ――「安倍政治」に代わる選択肢を探る』
学術会議問題、論理の破綻を誤魔化そうとすると、どんどんわけのわからない誤魔化しの上塗りになってしまう。どうするんだろう。政府の対応は、このまま、時がたてばなんとかなると思っているのかなあ? 次は内閣委員会の大臣所信への質問かあ。批判のひろがりには注目するが、政府を見ていると、気持ちは暗くなる……。
さて、今日はインタビュー①の準備をして、そして、会議のあと、午後からインタビュー①。刺激に満ちた話で、楽しかった。インタビュー原稿でがんばる気持ちになる。
さて、1日で読めと命令された本。みなさん、治さんの新刊(『安倍政権の終焉と新自由主義政治、改憲のゆくえ ――「安倍政治」に代わる選択肢を探る』)についての感想を書き始めているので、ボクも。
この間は、渡辺さんは、改憲動向を中心に論陣をはっていた。新自由主義についていろいろ調べることができてないからなあと、口癖のように言っていた。ところが、今回の本では、安倍内閣のもとでの新自由主義の再起動の特徴を分析する。あらためてその定義から、安倍内閣のもとでのその特質をていねいにみていく。医療政策の分析は驚いた。あくなき探求心は、コロナ対策で露呈した政権の無力さをみごとにうきぼりにしているし、そのありようは新政権に引き継がれている。それだけに、またれていた分析だなあと、感嘆させられる。だけど、同時に、改憲の動向への分析に、いまの動きを見事に分析している。とりわけ、敵基地攻撃力保有の問題をしっかり位置づけての分析は、うならされる。まだまださすがだなあと、強く思った次第だなあ。
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