企業運営の保育所が12月末に閉園 赤字理由に年度途中で 那覇
工場籠城は、なんとか終了。結構、最後は時間がかかった。とにかく次に向かわなくては……。寄る年波には勝てないというか、相当の疲労度ですね、やっぱり(苦笑)。
今日は、朝から雨模様。
冷たい雨でしたね。国会も終盤に入ってきて、一気に過熱してきます。コロナ対策、学術会議に加え、桜がふたたび大きなテーマになってきました。ここまで、国会軽視がきわまったのかと、いまさらながら考えさせられてしまいます。そのことも含め、次の企画が大事になってきます。疲れていると、どうしてもボヤっとしてしまいます。どう緊張感をもって、頭を働かさせるか……。結構、たいへんな仕事ですねえ。
いろいろ社会でおこっているけど、ここのところ気になっているニュースはこれ。
企業運営の保育所が12月末に閉園 赤字理由に年度途中で 那覇(沖縄タイムス)
保育事業の大手、JPホールディングス(本社・名古屋市)グループが、那覇市で運営する企業主導型保育所「アスクあけぼの海宝保育園」を12月末で閉園することが24日までに分かった。同社は定員割れなどによる赤字が続き、今後も入園児の増加が見込めないためと説明。在園児は「保護者の理解を得て、転園や家庭保育などの対応を取ってもらう」とした。県によると、株式会社運営の保育園が年度途中に閉園するのは沖縄県内で初めてとみられる。同園は国の助成を受けて運営する企業主導型の認可外保育施設として、2018年9月に開設された。対象は提携企業に勤務する従業員の子や地域に住む0~3歳児で、定員は60人。
同社は利用園児が16人にとどまり、定員を大幅に下回る状況があったことなどから9月、保護者に閉園を通知した。認可保育所増で待機児童の解消が進んだことなどの背景を説明。年度途中の閉園には「近隣園に空きがあり、転園などのサポート体制も取っている」と理解を求めた。……
JPホールディングスは、都内でも、4カ所閉園が決まっているという。そのことによる、子ども、そして、親の負担というのはどうなんだろう? そもそも、保育所の運営は、以前は、地方自治体以外では、社会福祉法人にかぎられてて、撤退ということにはいろいろな制限があった。それが企業がはいり撤退しやすくなった。とりわけ、こpの企業主導型というのは、地方自治体の関与が弱いので、いっそう、こういうことが起こりやすいとも言えるんだろうと思う。あらためて、制度上の問題について、点検をすべきでもあるだろうなあ。
コロナ禍で、子育て世代のとりわけ母親には、大きな負担がかかっているのだと思う。そのときに、こういうことというのはほとうにつらい。
しかも、いまだにさまざまな困難のもとにある保育所運営という視点からの制度の改善も遅々としてすすまない。コロナ禍で、保育士さんたちの労働も過重な負担になっている。にもかかわらず、劣悪な待遇の改善はすすまない。
東洋経済で、小林さんが書いている。
いまだ不透明「本当の保育士給与」問題の深刻 「保育の質」に結び付く重要な課題だ
うーん。
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