こもりびと
今日は、編集実務。その前にお掃除を少し。やるのは機械だけどね。家事労働とっていもって感じ。
ゲラを読む作業をすすめる。
それで、午後はまず、ZOOMで、半田さんの「急浮上した敵基地攻撃~踏み越える専守防衛」を聴く。
どこかで、実現を狙っているのいまの政権、これは、ほんとうに憲法を葬り去るものだから、許してはいけないけど、矛盾も多い。そもそも、その前段はイージスアショア。ややこしいのは、トランプ発の、日本の兵器爆買いという流れから生じていること。そもそもMDなんて、実現可能な戦術なのか?という疑問はぬぐえない。となると、露骨に明らかになる先制攻撃ということ。専守防衛がどんどん危うくなる。そのための、装備は、確実に実現している。空母、戦略爆撃機、大陸間弾道弾……。
夜、「こもりびと」を見た。
10年以上に渡ってひきこもり生活を送る倉田雅夫(松山ケンイチ)。重いストレスを抱え働けなくなったことがきっかけだった。厳格な父・一夫(武田鉄矢)は元教師。地元でも尊敬を集める存在だが、雅夫の存在を世間から隠し、立ち直らせることも諦めていた。しかし、自らの余命宣告を機に、最後にもう一度息子と向き合うことに。一方の雅夫は、閉ざされた部屋の中で人知れず、ひきこもりから抜け出す道を必死で探っていたー
やっぱり苦しかった。いろいろ重なって考えさせられる。ドラマの登場人物は、ステレオタイプだけど、えぐるところはえぐる。松山ケンイチはいい。武田鉄矢は最近、いやな人になってきたから、こういう役がはまるのかも。いろいろ、子どもの立場に立ってといくら言っても、社会の支配的な見方はどんどん自分の中に入っている。やっぱり人をできる人、役に立つ人で判断する。
今日、ちょうど、昼間に、自森の公開研で、本田由紀さんの話を聞いた。垂直の序列、学力以外のハイパー・メルトクラシー……。どんどん、評価の基準をつくりあげた政治、そして社会、それが身体化される。そういうなかで、人間的であることはとても難しい。それが人を傷つける。とても、思い課題だなあ。
部屋の窓から見える風景。
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