少人数学級「効果ない」「闘う」 財務省vs文科省
うーん。朝から気持ちが重いのは夢のせいかなあ。
今日も朝から電話に、メール攻勢。なんとか打開しないといけない。
さて。
少人数学級「効果ない」「闘う」 財務省vs文科省(朝日新聞)
来年度の政府の予算編成をめぐり、小中学校の少人数学級の実現を求める文部科学省と、財務省の攻防が激化している。コロナ下の感染症対策として必要とする文科省に対し、財務省側は「学力への影響は限定的」と否定的な考えを示す。「財布を持っている方が強いかもしれないが、負けないためにしっかり闘いたい」。萩生田光一文科相は27日の閣議後会見でこう強調した。……
これが財務省が部会に出した文書。学力そのものは、テスト結果に矮小されている。そこで、非認知能力ということを強調してみせる。その根拠として示している論文は、経済産業省の研究所による英文論文というのがいやらしい。だけど、どう考えても、その調査は、人間の発達の表面しかとらえていない感じだなあ。あやしい、あやしい。
一方で、文科省の反論はといえば。うーん、やっぱりテスト結果が軸??? これで大丈夫かなあ。そもそも、子どもの声や実態から出発しないなあ。財務省は経産省と一体になって、バックに官邸がいるわけだから、文科省は国民を背景にがんばってほしいのだけど、まだまだ、地方自治体首長を背景にしているのがせいいっぱいのところなのかなあ。
少人数学級もそうだし、オンライン化もそうだけど、なによりも、コロナ禍のもとでの、子もの声や、教員の語りをしっかり聞いてほしいものだと痛感させられるのだけど。
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