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2020/09/17

ワイルドサイドをほっつき歩け --ハマータウンのおっさんたち

 今日は、朝から提稿実務。4本。メールで原稿の催促。だんだんと、追い込みに入っていきます。工場の4連休があるので、もう実質直前ですけどね。座談会を除くと、あと5本という段階。

 熊に追いかけられる、変な夢を見て、体はぐったり。政局、選挙日程は霧の中で、ますます追い込まれますねえ。

 『ワイルドサイドをほっつき歩け --ハマータウンのおっさんたち』を読み終える。ブレイディみかこさん、相変わらず面白いなあ。

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 話はおっさんたち。わびしさとものがなしさを漂わせながら、それでもたくましく、したたかに生きる。その文化にとどまらない、政治的な背景がものすごくおもしろいのだ。労働党をめぐる問題、緊縮をめぐる問題。そう単純ではないけど、だけど太い線も残っている。若い人の話も挟まっていて、いまの社会と人の姿が多面的に映し出される。「ハマータウン」の話は、若者の話だから、その世代のおっさんとともに、いまの若者をきりとった話もおもしろいのだ。だけど、日本の共通点とともに、大きな違いもたくさん感じるよね。おっさんたちの世代は年齢的には、ボクの世代で、わびしさなどはそうなんだけど、その政治的なありようは、だいぶ違う。むしろ団塊に比されるだろうけど、なぜ日本は上の世代なのか。いわば政治文化の分厚さの違いということとも関係があるのだろうかねえ。イギリスもなかなか大変な状況にあるわけだけど、日本の未来はちがった意味で混沌としている。その違いを一つ一つ考える材料もくれるなあ。勉強の意欲はわくんだよなあ。はい。だけど、このおっさんたちの人生のもろもろやその後も、同世代として、個人的には知りたかったりね。

 昨日は、取材。

20585

 歴史的な日だったけど、それとは直接関係なく。毎週行っているけど、角度が違う。

 

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