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2020/09/12

敵基地攻撃能力は「必要」 安倍首相が談話「安保政策、年内結論を」

 今日も、朝から、座談会後半原稿の整理。一通りの整理を終えて、まだ、1万字以上(最終的には1万5000字ほど)削らないとだめだなあ。明日から、仕上げにかからないと、原稿としても、構成を変えて、きちんとした読み物に仕上げないといけない。ちょっと絶望的。まだまだ相当がんばらないといけませんね。

 午後は、民研のコロナ・パンデミックフォーラム「子どものケアと教育の現場から」を聴きながら作業。コロナのもとで、生活は大きく変わり、不安のなかにいる。いまのボクだって、マスクをするだけで、つらくなる。さまざまな不安だとかしんどさが重なり合う。そういう子どもたちの様子、家庭の様子、学校のあり方を報告する。いろいろな話を聞けるのは、貴重でいろいろ考えさせられる。だけど、なかなか正体がつかめず、どう考えていくのか思い悩むなかで、全体としてどう考えていくのかという点ではなかなかヒントは見いだせないのも事実。ほんとうに、漫然としていてはだめだとは思う。もう一歩、二歩、思考を深めなきゃ、とは思う。

 さて、昨日は、首相談話。

敵基地攻撃能力は「必要」 安倍首相が談話「安保政策、年内結論を」(東京新聞)
 安倍晋三首相は11日、ミサイル防衛に関する新たな安全保障政策の談話を発表した。敵国のミサイル攻撃を防ぐため「迎撃能力」を上回る対策を検討し、与党と協議して年内に結論をまとめると明記した。専守防衛の安保政策を転換し、ミサイルが発射される前に相手国の基地をたたく「敵基地攻撃能力」の保有検討を、事実上促す内容だ。首相は既に米国にもこうした考えを伝えている。退陣する首相が次期政権の安保政策を縛りかねない懸念がある。
 首相は談話で、北朝鮮の新型ミサイル開発などで、安保環境が厳しさを増していると指摘。敵基地攻撃能力との表現は使わをなかったが「迎撃能力を向上させるだけで国民の命を守り抜くことができるのか」と従来の防衛政策に疑問を投げかけた。「ミサイル攻撃の可能性を低下させることが必要ではないか」と強調し「年末までに、あるべき方策」を示すとした。
 新方針に関する協議は、憲法の範囲内で行い、専守防衛の考え方や日米の基本的役割にも変更はないとも強調した。政府は従来、敵基地攻撃能力について、憲法上は保有を認められるが、専守防衛の観点から政策判断として持たないとの立場を維持してきた。……

 本文はこれ

1.私が内閣総理大臣の任に就いて7年8ヶ月、我が国の安全保障政策に大きな進展がありました。平和安全法制を成立させ、日米同盟はより強固なものとなりました。我が国自身の防衛力向上と、日米同盟の強化、更には「自由で開かれたインド太平洋」の考え方に基づき諸外国との協力関係を構築することにより、我が国周辺の環境をより平和なものとすべく努力してまいりました。

2.我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しています。特に、北朝鮮は我が国を射程に収める弾道ミサイルを数百発保有しています。核兵器の小型化・弾頭化も実現しており、これらを弾道ミサイルに搭載して、我が国を攻撃する能力を既に保有しているとみられています。また、昨年発射された新型の短距離弾道ミサイルは、ミサイル防衛網を突破することを企図していると指摘されており、このような高度化された技術がより射程の長いミサイルに応用されることも懸念されています。

3.このような厳しい状況を踏まえ、国民の命と平和な暮らしを守り抜くために、何をなすべきか。やるべきことをしっかりやっていく必要があります。まず、イージス・アショアの配備プロセスの停止については、その経緯を確認し、既に公表したところです。その上で、その代替として取り得る方策については、検討を進めているところであり、弾道ミサイル等の脅威から、我が国を防衛しうる迎撃能力を確保していくこととしています。

4.しかしながら、迎撃能力を向上させるだけで本当に国民の命と平和な暮らしを守り抜くことが出来るのか。そういった問題意識の下、抑止力を強化するため、ミサイル阻止に関する安全保障政策の新たな方針を検討してまいりました。もとより、この検討は、憲法の範囲内において、国際法を遵守しつつ、行われているものであり、専守防衛の考え方については、いささかの変更もありません。また、日米の基本的な役割分担を変えることもありません。助け合うことのできる同盟はその絆(きずな)を強くする。これによって、抑止力を高め、我が国への弾道ミサイル等による攻撃の可能性を一層低下させていくことが必要ではないでしょうか。

5.これらについて、与党ともしっかり協議させていただきながら、今年末までに、あるべき方策を示し、我が国を取り巻く厳しい安全保障環境に対応していくことといたします。

6.我が国政府の最も重大な責務は、我が国の平和と安全を維持し、その存立を全うするとともに、国民の生命・身体・財産、そして、領土・領海・領空を守り抜くことです。これは、我が国が独立国家として第一義的に果たすべき責任であり、我が国の防衛力は、これを最終的に担保するものであり、平和国家である我が国の揺るぎない意思と能力を明確に示すものです。そして、我が国の繁栄の不可欠の前提である、我が国の平和と安全が維持されるよう、今後とも、政府として取り組んでいかなければなりません。

 何だって、危険を口実に、武力行使をできるようにする。集団的自衛権の行使で、ある意味で、その幅で、拡大の仕組みをつくった。敵基地攻撃能力は、縦の関係だな。こうして、これまでの憲法解釈にどんどん風穴を開け、9条をさらに空洞化させていくという感じ。ほんとうに、ちゃんと論議をさせないとなあ。

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