菅官房長官と沖縄
今日から座談会作業スタート。いろいろなかなかうまくすすまず、今日は、ガックシの一日。しかし、暑さはまだまだ続く。朝顔は最後っ屁かなあ。
さて、昨日の菅さんの記者会見に沖縄では怒りがひろがっている。辺野古の新基地建設について、「沖縄については皆さんご承知の通り、沖縄特別行動委員会(SACO)合意によって、日米で合意をした。そして、沖縄の地元の市長、県知事とも合意した中で、辺野古建設が決まったのではないでしょうか。そうした中で、辺野古に普天間飛行場を移設することによって、普天間飛行場の危険除去というのが、これが実現できるわけでありますから。そうした中で、進めているということもぜひご理解をいただきたい」と語った。これは、以前、国会でも同じことを言っている。
しかし、まったく歴史の経過を無視し、事実を偽って描くものだ。地元の合意は、稲嶺知事や岸本市長が受け入れを指す。しかし、それは辺野古の沖合二・二キロメートルの海上に軍民共用空港をつくり、沖縄本島北部地域の振興につなげる、一五年が経過すれば米軍による使用は終了し、県民のものになるというものだったのだ。加えて、飛行ルートや飛行時間、騒音対策、基地内への地方公共団体の立ち入りなど、騒音や基地被害を防ぐための使用協定を結ばせるなど、いくつもの条件つきの受け入れで、それが閣議決定されている。いまの辺野古新基地建設は、この九九年の閣議決定にもとづいて進められているのではない。むしろ、この決定をすべて御破算にして、政府が地元の頭越しに一方的に押しつけたもの、それが日米両政府は二〇〇五年一〇月の「米軍再編」に関わる日米合意(「日米同盟:未来のための変革と再編」)で、「キャンプ・シュワブの海岸線の区域とこれに近接する大浦湾の水域を結ぶL字型に普天間代替施設を設置する」という計画なのだ。ここでは建設場所をそれまでの沖合から集落に近い辺野古崎周辺に変更し、使用期限を放棄し、民間利用も排除した文字通りの米軍専用施設をつくる計画に勝手に変更してしまったのだ。
もともと日本政府は、稲嶺知事が主張していた「一五年使用期限」について、「これは相手があることでなかなか難しいが、県民の要望として日米交渉のなかで取り上げる」と言っていただけで、本気で実現しようとはしなかったのだ。あげくのはてのその閣議決定をなかったものにしてしまったのだ。
そもそも、菅さんは、沖縄いじめの、最前線で指揮をしていた人だ。仲井真知事による受け入れなどの地ならしはすべて菅さんがやっている。ここにも、菅さんの政治なるものの本質をよく表しているのではないかと、思うのだけれど。
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