少人数学級のチャンス、だけどぼやぼやしていられないぞ
今日は座談会後半原稿の作業。膨大な量だなあ。9月も過酷な作業。仕事がプレッシャーになっているのか、夢も何か、たたかっているような夢だった? しかも睡眠がよくないなあ。リラックス、リラックス。
午後には、メディア関係の人からいろいろ話を聞く。たとえばテレビでは、テレ朝の問題とか、民放労連の新しい委員長の問題とか、いろいろとりざたされているのでいろいろ教えてもらう。いろいろ考えないといけない。大きくメディアを取り巻く状況はドラスティックに変化しているなかで、「経営」をめぐる問題も焦点になる。
今日の朝の新聞では教育費の問題がとりあげられている。OECDの『図表でみる教育2020年版』と新型コロナウイルス危機の影響を分析したレポートだ。日本については「2017年では、日本の初等教育から高等教育までの公財政教育支出が一般政府総支出に占める割合は8%で、OECD平均の11%を下回っている」ということが注目されている。まあ、OECDだから、いろいろ言っているから、めんどうなんだけどね。
関連して、教育再生実行会議初等中等教育ワーキング・グループ。少人数指導について、いろいろ議論される。
WGが出した文章はこれだけど
そこには、「少人数によるきめ細かな指導体制の計画的な整備や関連する施設設備等の環境整備を進める方向で、当ワーキング・グループで議論するとともに、今後、予算編成の過程において、関係者間で丁寧に検討することを期待する」という表現しかない。従来どうりの少人数による指導だ。だけど、文科省の側や萩生田さんの側が、意図的に「少人数学級」ということを流している。官邸があえてそうしているのかもしれない。
少人数学級の導入にむけ、大きなチャンスが生まれているのは事実。同時に、総選挙がとりざたされる。そのとき、新政権は、コロナ対策を大義名分にするかもしれない。補償がそうだけど、消費税とともに、この少人数学級が出されてくるかもしれない。そういう準備がすすんでいるとも読めないことはない。
ほんとうに、野党は、相当踏み込んだ政権の姿、旗印が求められるぞ。ぼやぼやしていられないと思うなあ。
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