アウシュビッツ 死者たちの告白
早朝仕事、スタート。暑すぎるなかでの、仕事。もう終わるころには気持ちが悪い。
だけど、その風景のなかにも、夏の終わりを感じる。セミの死がいだとか……。
今日は、新聞の整理とか、たまっている映像データを見る作業とか。
まずは、
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第二次世界大戦中、ユダヤ人の大量虐殺が行われたアウシュビッツ強制収容所。ガス室跡の地中から“謎のメモ”が見つかった。最新技術で解読したところ、書いたのは同胞をガス室へ誘導する役割や死体処理などを担ったユダヤ人特殊部隊「ゾンダーコマンド」のメンバーだったことがわかった。人類史上類を見ない大量虐殺の陰で“裏切り者”と呼ばれた男たち。密室の中で何が行われていたのか。75年の時を超え、よみがえる真実に迫る。
自分の家族を死に追いやりながらも、生きのみていた、彼らの必死の抵抗が、残されていた。それはいままでは、解読不可能とされていたのが、デジタル技術の解析の発展で、読み取れるようになって、明らかになった真実。
それでも、未来を信じ、記録を残した、その分厚さにまず驚愕する、いろいろな思いがあるにしても、ナチスの蛮行を記録し使えようとする、ある意味での集団の意志ともいえる行為。そうしたことが日本にはあったのか。
彼らの思いと、その目の前におこっていたことは壮絶。それが、人類史にとってどんな意味をもつのか。それを問い続けている作業に、敬意をきょうするとともに、われわれの取り組みについて考えさせられる思い番組。
次は、BS1スペシャルで、ナオミ・クライン。さすがなだあ。マリアナ・マッツカートの編もみたけど、国家の質を問わない議論は、ちょっと。ナオミ・クライン告発ははっきりしているし、共感できるなあ。
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