『アメリカ白人が少数派になる日』にひき続き、『白人ナショナリズム』を読み進める
今日は、朝から講演原稿を必要なところまですすめて、そのあと、追加取材の内容を考えて、メールを発信。
その後は、来月はじめに予定している対談の資料を読む。来週には、対談の内容を固めたいところ。来月のインタビューの交渉の電話をかけるがつかまらない。そうこうしているうちに、原稿は2本ほどやってくる。順調そうに見えるけど、実は、なかなか厳しい。その自覚をもって、発注のメールなども送る。9月〆切、10月〆切の企画がなかなかつまっていかないことに焦りを感じる。選挙があるかなあと思っていだけど、だんだんとコロナがそれどころじゃなくなりつつあるし、どういう状況を想定して企画を練り直すかという局面でもあるのだけど。思考がついていかない感。
ほんとにとっても難しい。自分がどんな生活をしていけばいいのか、それもよくわからない。みんなはどのように考えているのだろうか?
『アメリカ白人が少数派になる日』にひき続き、『白人ナショナリズム』を読み進める。
前者はジャーナリストの手によるもの、後者は学者さん。それぞれの持ち味。前者は歴史を踏まえながら、現実のアメリカをリポート、白人至上主義の根強さ、その暴力の非道を告発する。奴隷解放後の黒人リンチ、「奇妙な果実」の話に苦しくなる。いま、トランプのもとで、そうした勢力の勢いがましていく。ただ、アメリカのしたたかさは、それに対し、ブラック・ライヴズ・マターBlack Lives Matterという動きが広がることだ。アメリカ社会そのもの多様化し、アメリカの民主主義は、しっかりトランプを克服しそうだ。世界にひろがるように見える白人氏s上主義もそうなだろうと思う。では、日本の民族差別はどうなのだろうか。一方、後者は、イデオロギッシュさらにおもしろそう。いま読書中なので、感想は後日、機会があれば。
日本での報道はすくなくなっているけど、アメリカでは、まだまだ広がりは続いていそうだ。
日本で、こうした問題について、なぜ、議論がすすまないのか? ボクの住んでいる地域でも、外国人は多い。今日も買い物に行く途中に、中国の方、アフリカ系の方とすれ違う。しかし、ほんとうに、きちんとした関係が培えているのか。しっかり、考えていきたいもの。そのために、いまアメリカで起きていることは、大統領選挙の帰趨を含め、いろいろ注目したいもの。
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