新自由主義からの転換はすすむのか
今日も、朝から、提稿作業。いよいよ追い込みです。お昼の間に、来月のインタビューのための資料をいろいろ集める作業も。あとは実務。結構、忙しく仕事が続くのです。
さて、今日は教育再生実行会議のことがニュースになっていた。報道によると、「ポストコロナ期における新たな学び」をテーマとする議論に着手したそうだ。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、オンライン教育のあり方や適正な学級規模、早期導入が見送りとなった「9月入学」の是非などを検討する。来年5月をめどに提言をまとめる方針だという。基本、骨太の方針に呼応した方向だけど、その範疇でのオンラインのいうのが実際のところだろうなあ。同時に、「9月入学」がまたまた出てくる。一方で、文科相は、記者会見で、「(現在の40人学級は)限界を超えている」と述べ、少人数学級の「計画的な整備」に向けて検討していく考えを示したというのだけど。単純じゃないなあ。いろいろおこっている。
それだけに、教育とは何か、学校とは、なぜ少人数学級なのか、という骨太い議論をしていかないといけないだと思う。
その関係で、いま新自由主義からの転換が大きな課題になっている。このままでいいのかと、その条件が広がっているのはたしかだと思う。だけど、それが、単純に広がっているわけではないということが大事なのではないかと考えている。国民の多くは、一方で、反新自由主義にまっすぐ向かっているわけではないし、いまでも、新自由主義のいろいろなイデオロギーがからみついているのだから。ほんとうに社会はどうあるべきかということを、深く、広く、議論しないと、転換はすすまないのではないのか。その構えも、とりくみも、本格化しないとなあ。そこが、なかなかすすまないという感じもあるのだ。いまは正念場、たぶん、秋に解散・総選挙。ここが本当に正念場だ。
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