コロナ禍、海外にルーツをもつ子どもとその家族はいま
朝から、「サンデーモーニング」を見ながら、心がざわつく。そして、提稿作業をすすめる。対談の資料を並行して読み進める。何か眠いなあ。久しぶりの雨の降らない日曜日だだから、洗濯機を何度も回したかったけど、出張校正が近いので仕事優先。午後も2本目の提稿作業。
途中から、第13回子どもの貧困対策情報交換会に”ながら”で参加。ウェビナーだけどね。「コロナ禍、海外にルーツをもつ子どもとその家族はいま」。全体的な特徴の分析と、現場からの報告と。この間の、外国人労働者の現状を数字でも確認できたのは貴重。かつてと急速に変化し、いまや、日本は実態的には多数の外国人労働者を抱える国になっている。その大きな割合が実習生や留学生で、その不安定さについてあらためて考えさせられる。そこに本来なら禁止されている家族が来ていたもする。さまざまな不安定な人がいる。コロナ禍で、困難を抱えるのもそういう不安定な人たちだ。そのもとでの子どもの実態に胸がつまる。だけど、実践的には、その親に経済的支援がなされなとというのが現実。もう一つの塊に、難民といわれる人たちがいる。さまざまな背景がありながら日本にきた人々に、日本は簡単に受け入れず、困難な状況にいる。クルドの報告があったけど、入管のひどさにあらためて考えさせられる。さすがに元内務省の組織、法務省の外局だけど、実態は、内務省、外務省の流れでの、統制・支配を旨とする機関であることがよくわかる。公安も同じだな。どこまでの人権を顧みない実態に、こちらも胸がつまる。こうした問題をきちんとやらないとなあと反省させられる。
夕方、来月のインタビューの日程を決める。オンラインを使える方ではないので、いまのご時世だから、お伺いするのも厳しく、電話取材かなあ。こちらは、PCから電話して、録音するのがいいかなあなど考える。月内2本、来月はじめに2本のインタビューが続く。
夜、「新聞記者」を途中から見入ってしまった。うーん。感想はすでに書いた気がするが。悔しい思いでいっぱいになる。
だけど、たしかにいまの政治の矛盾は大きく、さまざまな新しい動きはあるけれど、だけど、この惨状を前に、ボクらはどのように行動すればいいのだろうか? やっぱりボクは厳しく、心して向かわななければならないのが現実だと思うなあ。
引き続く、「i 新聞記者」は望月さんのドキュメント。この世代、正論をはく彼女のたたかい。うらやまさしさ、自分はこのように生きてきたのかは考えるところもあるけど、静かななる自分のたたかいも、たたかいではある。自分の仕事はきちんとやるよなあ。
菅さん、要請と補償を法律で。これを公約で、解散・総選挙を考えているのかなあ? 消費税減税もあるかもねえ。やっぱり、解散の目は消えないなあ。
さあ、今月、最後の追い込みです。
« 『アメリカ白人が少数派になる日』にひき続き、『白人ナショナリズム』を読み進める | トップページ | 新自由主義からの転換はすすむのか »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- プーチンとゼレンスキー ロシアとウクライナの100年(2023.11.23)
- 「チェーサーが終わる日 -在日コリアン 世代を越える葛藤-」(2023.11.18)
- 「個人的な大江健三郎」(2023.11.12)
- 「緑豆の花」 再論(2023.10.22)
- 「砂漠の英雄と百年の悲劇」(2023.10.17)
「日記」カテゴリの記事
- 「新しい資本主義」論と経済安保体制の危険性――岐路に立つ世界・日本・地域(2023.12.02)
- 生活保護費引き下げで国に賠償命令 名古屋高裁 全国初(2023.11.30)
- 屋久島沖「オスプレイが墜落した」118番通報 アメリカ軍所属8人搭乗(2023.11.29)
- (ひと)堀由貴子さん 岩波書店「世界」を四半世紀ぶりにリニューアルする編集長(2023.11.28)
- 4日前の記事――国の責任、二審も認めず=原発避難訴訟―名古屋高裁(2023.11.26)
「教育」カテゴリの記事
- 「七生『性教育バッシング』から20年-勝利判決から10年 『包括的性教育』の実現めざす集会」、「格差を広げる観点別評価」と「教員政策と長時間労働」(2023.11.25)
- プーチンとゼレンスキー ロシアとウクライナの100年(2023.11.23)
- 「チェーサーが終わる日 -在日コリアン 世代を越える葛藤-」(2023.11.18)
- 国立大学法人法の改正案、衆院委で可決 大学自治尊重など付帯決議も(2023.11.17)
- 学問の自由脅かす…国立大法改正案に反対集会 15日委員会採決か(2023.11.14)
「政治」カテゴリの記事
- 「新しい資本主義」論と経済安保体制の危険性――岐路に立つ世界・日本・地域(2023.12.02)
- 生活保護費引き下げで国に賠償命令 名古屋高裁 全国初(2023.11.30)
- 屋久島沖「オスプレイが墜落した」118番通報 アメリカ軍所属8人搭乗(2023.11.29)
- (ひと)堀由貴子さん 岩波書店「世界」を四半世紀ぶりにリニューアルする編集長(2023.11.28)
- 4日前の記事――国の責任、二審も認めず=原発避難訴訟―名古屋高裁(2023.11.26)
「経済」カテゴリの記事
- 「新しい資本主義」論と経済安保体制の危険性――岐路に立つ世界・日本・地域(2023.12.02)
- 生活保護費引き下げで国に賠償命令 名古屋高裁 全国初(2023.11.30)
- (ひと)堀由貴子さん 岩波書店「世界」を四半世紀ぶりにリニューアルする編集長(2023.11.28)
- 4日前の記事――国の責任、二審も認めず=原発避難訴訟―名古屋高裁(2023.11.26)
- プーチンとゼレンスキー ロシアとウクライナの100年(2023.11.23)
« 『アメリカ白人が少数派になる日』にひき続き、『白人ナショナリズム』を読み進める | トップページ | 新自由主義からの転換はすすむのか »
コメント