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2020/06/25

神田日勝展 そして生活保護引き下げ名古屋地裁判決(怒

 夜中というより朝方の大きな地震。うーん。

 今日は、朝から、まず神田日勝の美術展に行ってきた。天陽くんのモデルの人だ。農民作家というイメージがあるが、働くというところから生まれ出た画家というのがピッタリ。社会性をもった、リアリズムがその出発点にあるのだろうなあ。その原点をもちながら、さまざまな試行錯誤を、大胆にやっているところが、胸を打つ。しっかり、生きている若者の姿が人気の秘密なんだろうなあ。貧しく困難な北の地で、孤独に。だけど、そこに、当時の美術界の活気が流れ込んでいるところがまた、すごいんだよなあ。ごつごつのなかの繊細さ、とっても魅力的だった。十勝の人。相方のところに行ったときに、一度訪ねたいと思っていたけど、いけてなかったので、東京駅で。

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 職場で、会議と、あれこれの仕事は実務中心。打ち合わせメールも。いろいろ抑え込んでいかないと。秋を展望して考えないとなあ。にわかに政局モードだし、その取材もしなくてはいけないなあ。疲れをとってはつらつと。

 そして、3時に驚くべき、悲しいニュースが。

生活保護引き下げ「厚労相の裁量」認める 名古屋地裁判決 原告の請求棄却(毎日新聞)

 2013年8月以降の生活保護費引き下げは「生存権」を保障した憲法25条に違反するとして、愛知県の受給者18人が自治体と国に減額の取り消しや慰謝料を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁(角谷昌毅裁判長)は25日、引き下げが厚生労働相の裁量権の範囲であることを認め、請求を棄却した。原告側は控訴する方針を示した。

 国は13年8月から3回に分けて、生活保護費のうち食費や光熱費に充てる「生活扶助費」を平均6・5%、最大10%引き下げた。減額は総額670億円に上る。当時のデフレ傾向による物価の下落を考慮した減額が生活保護法に定められた厚労相の「裁量権」の範囲に収まるか否かが争点だった。

訴訟の構図と地裁判断
 判決では、物価下落を生活保護基準に反映させたことを「実質的に当時の生活保護費は増えたと評価でき、判断が不合理と言えない」と認めた。生活保護受給者の生活実態ではなく、一般世帯の消費支出を元に支給額を算出したことについても「より適切と言えなくもない」と評価した。

 一方で、国が減額に際し、専門家の検証を行わなかったことは認めながらも「(専門家の)検討を経ることは通例ではあったが、手続きの過誤はみられない」と判断。その上で「厚労相は、当時の国民感情や国の財政事情を踏まえて生活保護基準を引き下げた」と妥当性を認めた。……

 もちろん、憲法25条違反だと、大上段からのたたかいをいどんだのは、こちら側だ。だけど、そのことを問わないと、先を開くことができないのも事実。これに対し、裁判所は、憲法にもとづいて、厚労大臣の裁量を認め、「厚労相は、当時の国民感情や国の財政事情を踏まえて生活保護基準を引き下げた」というわけだ。しかも、その国民感情について、自民党の公約をわざわざ引用し、それが支持されたという。こんな判決ありですか?
 しかも、この国民感情、財政事情論というのは、実は、朝日訴訟最高裁判決のいわゆる「念のため」判決。わざわざ、生活保護の権利性を否定するためにのべられたもの。それが、その後のたたかいで、乗り越えられてきたと言える代物なはず。50年以上前の亡霊を持ち出すしまつ。憲法問うことにたいして、裁判所をふくめた権力一体の意志を感じさせる判決でもあるのだけど。裁判の進行は、どうかんがえても、原告側が圧倒していて、その最たるものは、岩田先生の証言だった、そんあ裁判だっただけになんか、この判決は、おそろしく攻撃的な暴力性を感じてしまう。ものすごく徒労と同時に、悲しみ、怒り、さまざま感情がないまぜになる。

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 今日の夕食は、鮭、ゴボウサラダ、こんにゃくの煮物、みそ汁。

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