7人の小さき探究者〜変わりゆく世界の真ん中で〜
昨日のETV特集。
新型肺炎対策のため突然、休校となった気仙沼市の小泉小学校。全国に先駆けて、対話を通じてこどもが考える力を育む授業「p4c(ピーフォーシー)」を行ってきた。“philosophy for children(こども哲学)”の略称で、東日本大震災をきっかけに始まった。6年生7人は卒業直前の突然の休校に揺れる現状を、こども独自の視点で捉え、言葉にしてゆく。彼らは学校がなくなった日々に何を考えたのか。
デューイの流れを組む実践だな。なかなかおもしろい。子どもってやっぱりすごいなあ、とつくづく思う。
ただ、実践の視点としては、日本の生活綴り方とか、そういう実践の蓄積があるし、そこがつくりあげてきたものとの関連も大事かなと思ったり。
いま、この新型コロナ感染の危機のもと、さまざまに降りかかっている問題をどれだけ、ボクらの社会は子どもとともに、考えることができているだろうか。そういうこともよく考えたい。
Iさんからの情報で、国連の子どもの権利委員会が、「新型コロナ感染症(COVID-19)に関する声明」を出していることを知る。
世界の議論をちゃんと、知っておかないといけない。https://w.atwiki.jp/childrights/pages/327.html?fbclid=IwAR1SIBJlg262lGAL1bqY_r6cuMSWaauUdxHV3iZ6XphvK1lD0g7e4bDrbrs
午後からは、教員の友人たちと、WEBで2時間ほど、おしゃべり。やっぱり、人と話さないとなあ。ほんとうに、悶々とした日々を送る教員っちが、どのように悩んだり、考えたりしているのか、いろいろ聞けてよかった。医療崩壊を前に、医療を支えるということが大きな課題になっているが、子どものことを考えると、もっと教員たちが、いろいろな教育活動をしっかりできるような支援も必要だ。しかし、統制しかない。そして、窮屈さの中で、議論することさえ奪われている。
いろいろ考えた1日。
夕食は、ハンバーグを焼いた。ごぼうサラダ、あと大根の煮物。なすの味噌汁。
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