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2020/03/26

オーバーシュート? 非常事態宣言?

 一気に、東京の状況が変わってきた。昨日の41人は衝撃をあたえている。これまで、検査していなかったらじゃないのかとか、いろいろな批判はその通りだと思うけど、かなり爆発的な勢いで、感染が広がっていることは、否定ができない状況なのだと思う。もはや、そのことを前提に考えるべきなのだろうなあ。とりわけ感染症病床の確保はかなり緊急で深刻な問題。

 先週のNHKスペシャル「“パンデミック”との闘い~感染拡大は封じ込められるか~」などを見ていても、なかなか頭がいたい。封じ込めの困難さはわかるが、政府の専門家会議の委員の言うような、発生を管理するいわゆる「ピークカット」などは、全く矛盾に満ちた、机上のやり方で、結局は、切り捨てにつながりかねない現状がある。少なくとも、国の政策が、一人ひとりの命や生活を大事にするという視点になっているとは思えないのだ。

 しかし、一気に、オーバーシュートに近づいた感じで、東京をはじめ、首都圏で、外出を自粛するようにと言う要請が出されている。今日は、スーパーでレジ1時間待ちとか、パニックが広がりつつある。いよいよ、「非常事態宣言」ということもささやかれる。そもそも、いまの自粛は、法律にもとづいたものではない。そんなことが許されるのかという法律家の批判もある。だけど、「非常事態宣言」には、根強い批判もある。結局、特措法そのものが、とても建て付けが悪い法律で、国の責任を十分に問うものになっていないからだろう。「責務」ということがくり返しのべられているが、限定された対策の方向のみで、そこからは国による「人権」の制限がめだってしまう。そもそも、いま国の責任とは何かは、実は、その全体像はどこでも語られていないのだ。そこから、こうした矛盾した状況になっている。ならばやっぱり、国の責任を明らかにする、いま政治が何をなすべきか、明らかにするということが求められているのだろう。

 いずれにしろ、命と生活を守る政治、弱い者が困らない政治がいまほど問われているときはないということを心したいと思う。

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