« 子どもの貧困対策法・大綱の見直しを受けて-市区町村の子どもの貧困調査を考える | トップページ | しばしの…… 北の地へ »

2020/02/06

プロフェッショナル 仕事の流儀「虐待・貧困支援 高橋亜美」

1

 高橋さんのお話しは、何度か聞いたことがある。相方が、パネラーとして同席したこともあるし、学生さんたちをつれてお世話になったこともある。ボクも本も読んでいる。しかし、知らないことも多かった。「寄り添う」ということがテーマ。児童虐待をうけ、大人になってなお、かつて受けた虐待の傷に苦しむ人を支援する。養護施設を出る18歳を超えると、社会的支援の仕組みがない。そうしたなかで、つくられてきた自立援助ホームであり、長期わたった支援をすすめるためにつくられたのがアフターケア事業である。彼女が受ける相談の内容は重い。

 支援のあり方も大きなテーマ。彼女の支援は、ある意味で踏み込む。ただし、押し付けではなく。それは、彼女自身の体験ということからもきているのだろうと思う。子どもの頃に受けた傷や、友人の「死」。ここは、自分の問題としてもいろいろ考えさせられる。その自分語りは、いろいろ迫ってくるなあ。

 若者の生きる世界が変容しているなかで、支援のあり方も考えさせられる。それも、少し、考えた。

 まだまだ、知らなければいけないことも多いなあ。

« 子どもの貧困対策法・大綱の見直しを受けて-市区町村の子どもの貧困調査を考える | トップページ | しばしの…… 北の地へ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

教育」カテゴリの記事

経済」カテゴリの記事

若者」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 子どもの貧困対策法・大綱の見直しを受けて-市区町村の子どもの貧困調査を考える | トップページ | しばしの…… 北の地へ »

無料ブログはココログ
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30