2020年あけましておめでとうございます
静かな新年。朝から雑煮をつくって(いちおう富山風)、だらだらとテレビをみたり、ちょっとした家事をしたり、昼をつくったり、本を読んだり。今回の年末年始は、泊まりに行ったり、遠出はなし。お金がないことがいちばん大きな理由ではあるのだけど、相方も、あまり積極的ではないし。温泉には行きたいものだけど。
新聞は、いろいろ読んでみる。朝日の社説は、「2020年代の世界 「人類普遍」を手放さずに」。SDGsにこめられた普遍的原理をテーマにする。誰もが反対できないようなテーマではあるけれど、その人権の実態が、どのような政治過程のもとで、力関係のもとで、おこっているのかについては、ほとんどふれない。だから、前にはすすまないのだよなあ。毎日の「拓論’20 民主政治の再構築 あきらめない心が必要だ」には驚いた。近代の歴史を150年で括る。その歴史観がほとんど理解できない。この毎日の社説の意味することは何なんだろうか? 「読売」は「平和と繁栄をどう引き継ぐか…「変革」に挑む気概を失うまい」。日本すごい論とSociety5.0の合体のような内容だけど、これが財界の主流の考えなのか。危機感ということでもなく、薄っぺらさには、逆に心配になる。日経はすでに無料では読めなくなっているので後日だなあ。
赤旗の対談なども読みながら、いろいろ考える。自分にはわからない論点お多いなあ。先輩から、「遅まきながら変わるかも」という年賀状をもらった。本当に、変わるのだろうか。その変化は、ボクにはまだなかなか見えないでいるのも事実。いま、体が、理屈を拒否するような、しんどさもあるのだけど、今年は、もう少し、理屈に突っ込み続けようとは思うので、新年に、久しぶりにブログを書いてみた次第。今年はどんな年になるのだろうか?
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