日米安保60年 トランプ大統領が同盟の意義を強調
日米安全保障条約の改定から19日で60年となるのに合わせ、アメリカのトランプ大統領は「60年にわたり両国の強固な同盟関係は世界の平和、安全、繁栄に不可欠なものだった」などとする声明を発表しました。
1960年に改定された今の日米安全保障条約は、19日で署名から60年となります。
これに合わせ、アメリカのトランプ大統領は18日、声明を発表しました。
この中でトランプ大統領は、「過去60年にわたり、両国の強固な同盟関係はアメリカ、日本、インド太平洋地域、そして世界の平和、安全、繁栄に不可欠なものだった」と同盟の意義を強調しています。
そのうえで、「安全保障をめぐる環境の変化が続き、新たな課題が生じる中で、日米同盟を一層強化し深めることが不可欠だ。今後、相互の安全保障への日本の貢献がさらに増し、同盟関係が引き続き発展していくと確信している」として、日本のさらなる貢献に期待を示しました。
日米同盟をめぐっては、アメリカ国務省のオータガス報道官が17日、NHKとの単独インタビューで、「負担は公平でなければならない」と述べるなど、トランプ政権はことし夏にも本格化する見通しの日本とのアメリカ軍の駐留経費をめぐる交渉で、日本に対しさらなる負担を求めていく姿勢を示しています。
両政府から声明がだされ、トランプさんの発言に、安倍さんがこたえるということが続く。60年で日米安保も変貌をとげた。だけど、アメリカが日本を目下の同盟者として、世界に君臨する軍事同盟としての性格は続いている。トランプさんになって、いっそうアメリカ中心をおしつけようとしているということか。アメリカは、韓国にもいっそうの負担を求めている。韓国はどう対応するのか。そこで、日本のありようも問われることになろう。
1月は、とりあえずジャブ。6月には本格的に。そのためにも2月には安保関連の文献を読み漁ることになるのかなあ。
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