安倍内閣支持、低迷31% 不支持52% 朝日世論調査/安倍晋三首相の説明「納得できず」79% 加計・柳瀬唯夫氏「喚問を」66%、内閣支持37%に下落 共同通信世論調査
NNNに引き続き、朝日の世論調査。
安倍内閣支持、低迷31% 不支持52% 朝日世論調査(朝日新聞)朝日新聞社が14、15両日に実施した全国世論調査(電話)で、安倍内閣の支持率は31%で前回調査(3月17、18日実施)と並び、第2次安倍内閣発足以来最低だった。不支持率は52%(3月調査は48%)で最も高かった。学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設の問題について、首相秘書官だった柳瀬唯夫氏を国会で証人喚問する必要があるかと尋ねたところ、72%が「必要がある」と答えた。
最近の安倍晋三首相の発言や振る舞いをみて、どの程度首相を信用できるかを聞くと、「大いに」4%と「ある程度」27%を合わせた「信用できる」が31%。「あまり」37%と「まったく」29%を合わせた「信用できない」が66%。「信用できない」は、同じ質問を昨年7月にした際の61%より増えた。安倍政権に長期政権の弊害を感じるかについては「大いに」と「ある程度」合わせて59%が「感じる」と答えた。「あまり」と「まったく」を合わせた「感じない」は37%。自民支持層でも56%が弊害を「感じる」と答えた。
加計学園の問題では、首相秘書官当時の柳瀬氏が愛媛県職員らと会い、「本件は、首相案件」と述べたと記された県の文書が見つかった。一方、柳瀬氏は面会の記憶はないと否定し、安倍首相も、指示や関与を否定している。政権のこうした説明に納得できるかを尋ねると、76%が「納得できない」と答えた。柳瀬氏について野党は、うそをついた場合に偽証罪に問える証人喚問を求めているが、自民支持層でも、証人喚問が「必要」は56%にのぼった。
学校法人「森友学園」への国有地売却問題についても尋ねた。地下のごみの撤去について、財務省が学園に、うその説明を求めた対応には、83%が「大きな問題だ」。同省が取引の決裁文書を改ざんした当時の理財局長、佐川宣寿(のぶひさ)氏が証人喚問で、安倍首相らからの指示はなかったなどと説明したことには77%が「納得できない」と答えた。この問題の解決のため、安倍首相の妻昭恵氏が国会で説明することは、「必要がある」が61%だった。
イラク派遣の際の陸上自衛隊の記録「日報」の問題について、シビリアンコントロール(文民統制)ができていると思うかを尋ねると、「できていない」が75%で、「できている」は13%だった。17日から予定されている安倍首相と米国のトランプ大統領との首脳会談については、「期待する」50%、「期待しない」44%だった。
朝日もいよいよ新しい段階。
これがその調査結果。
気になるのは、1つは、自民党の支持率があがっていること。これをどう見るのか。自民党の中やその支持者のなかではどうなっているのか。次期総裁(総理)については、安倍晋三さん22、石破茂さん27、岸田文雄さん6だそうだ。こちらは小泉さんは選択肢に入れていない。はたして、ここから自民党内政局は動き出すのかなあ。
いろいろ、気になるのだが、殺伐としているよなあ。永田町は。
共同の調査は。
安倍晋三首相の説明「納得できず」79% 加計・柳瀬唯夫氏「喚問を」66%、内閣支持37%に下落 共同通信世論調査(共同通信)
共同通信社が14、15両日に実施した全国電話世論調査によると、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐる「首相案件」文書に関する安倍晋三首相の説明に「納得できない」との回答が79.4%に上った。納得できるは13.2%。野党が求めている元首相秘書官の柳瀬唯夫氏の証人喚問が必要だとする答えは66.3%、不要は27.6%だった。
内閣支持率は37.0%で、3月31日、4月1日両日の前回調査より5.4ポイント減。不支持は52.6%で、支持を上回る逆転状態は続いた。
9月に実施される自民党総裁選について次の総裁に誰がふさわしいかを問うと、石破茂元幹事長が26.6%でトップを維持。小泉進次郎筆頭副幹事長25.2%、安倍首相18.3%と続き、前回と同様の順位だった。
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