« 2018年01月20日から01月21日の新聞社説 | トップページ | 2018年01月22日の新聞社説 »

2018/01/22

子どもの貧困対策情報交換会 『子どもの貧困指標を考える』

27164093_1666015506792521_415416754 土曜日は、表題の学習会に。最近は仕事に追いまくられていて、すっかりフットワークが悪くなっているだけに、もう少し、自覚的にいろんなところに行って、いろいろな人と話をしないとなあと、反省。さて、会場はいっぱい。これに驚いた。
 なによりもお目当ては、阿部さんの、貧困指標についての講演。子どもの貧困率は、2015年の結果は、13.9%で少し下がったわけだけど、その貧困率ではつかめない実態を、剥奪指標という形でみていくということで、とりくまれてきたわけだけど、その問題意識、つかみ方などの話が聞けて、よかった。阿部さんは、データの人。すごく冷厳に、データがしめしていることを読み取る。すごく冷厳であっさりしている。そこがなるほどなのだけど。限界を自覚されていて、その外にあることはきちんと切る(苦笑)。それだけに、討論でいろいろな質問も出されて、それで、この指標をどう位置づけるのか、そして、どう発展させていくのかなどの問題意識ももてたりした。終了後、久しぶりにご挨拶。ボクのことを覚えていてくれた。
 貧困率の評価については、OさんやNさんなどから異論が出されていたけど、それはそれで正論で……。
 愛知の沢田さんは、学習支援の現場から、どう自分たちの取り組みを評価を伝えていくのかということで、つくりだした指標についての報告。理念的な問題と、実践(現場)の話がクロスする話だけに、時間が短く、少し残念だった。
 桜井さんは、一度会っておきたかったので、シャープな話が聞けてよかった。高等教育への進学率のトリックなど、なるほどなるほどという話。
 やっぱり、いろいろなところに行って、いろいろな話を聞かないとダメだなあと。


« 2018年01月20日から01月21日の新聞社説 | トップページ | 2018年01月22日の新聞社説 »

教育」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

経済」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 子どもの貧困対策情報交換会 『子どもの貧困指標を考える』:

« 2018年01月20日から01月21日の新聞社説 | トップページ | 2018年01月22日の新聞社説 »

無料ブログはココログ
2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31