防衛費補正2000億円 政府最終調整ミサイル関連計上
防衛費という名目の軍事費は、湯水のようにという感じになってしまっている。補正も2000億! 近年、名目上の軍事予算の抑制のために、かなり重要な内容を補正に計上するということが続いている。
問題は、中身にもある。何のための装備なのか? ミサイル関連が多くなっているが、それは何のためなのか。何を、何から守るのか? 守れるのか? 誰のために軍拡をすすめるのか。
防衛費補正2000億円 政府最終調整ミサイル関連計上(東京新聞)政府は、二〇一七年度補正予算案の防衛費について、二千億円を上回る規模とする方向で最終調整に入った。複数の政府関係者が十三日明らかにした。一六年度分の防衛費に関する補正予算の合計額(千九百八十六億円)よりも多い。北朝鮮の急速な弾道ミサイルの能力向上に伴い、防衛費を手厚く配分する政権の対処姿勢が反映されたといえる。
補正予算には、弾道ミサイル防衛の強化策、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の二基導入に向けた米国からの情報取得費など二十八億円を盛り込む。
航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット「PAC3」の改良型「PAC3MSE」の取得費についても、一八年度予算案に防衛省が概算要求していた分を前倒しして計上する。PAC3は高度十数キロで弾道ミサイルの迎撃を行う。MSEは射程がさらに延びる。
海上自衛隊が保有するイージス艦に弾道ミサイル防衛能力を付加する改修費や、地上配備型の警戒管制レーダー「FPS7」整備費など、ミサイル防衛に関する予算が多く計上される見込みだ。
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