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2017/10/11

横田騒音、国に6億円の賠償命令 将来分と飛行停止は認めず 東京地裁立川支部

 基地の問題はもっと真剣に向き合わなければいけない。

横田騒音、国に6億円の賠償命令 将来分と飛行停止は認めず 東京地裁立川支部(産経新聞)

 米軍横田基地(東京都)の周辺住民1000人余りが、米軍機と自衛隊機の夜間・早朝の飛行差し止めと、騒音被害の賠償を国に求めた「第2次新横田基地公害訴訟」の判決で、東京地裁立川支部(瀬戸口壮夫裁判長)は11日、国に総額約6億1000万円の賠償を命じた。飛行が続く限り生じる将来分の被害に対する賠償は認めず、飛行差し止め請求も退けた。
 住民側は、将来分も含め、1人当たり月2万2000円を請求。全国の基地訴訟ではこれまで、騒音レベルの指標「うるささ指数(W値)」75以上の地域の住民だけに賠償が認められてきたが、これを下回る地域を対象に含めることも求めた。
 国側は、住宅の防音工事などの対策によって被害は軽減されてきたと指摘。こうした事情を考慮した上で賠償対象を選び、額を算定すべきだと主張していた。
 横田には航空自衛隊の施設もあり、自衛隊機もたびたび飛来している。

 横田の状況もどんどん変わってきている。もともと後方支援基地だった横田が変貌してきている。沖縄から移ってきたパラシュート降下訓練は日常化しているし、オスプレイもきている。より実践的になっている。そういう変化の中で、基地被害の増大であるのだと思う。しかし、騒音は認めるが、差し止めはしない。こうして、一貫して、司法の責任を放棄するのが日本の裁判所の現状。うーん。

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