米空母3隻、西太平洋で演習=11月中旬、自衛隊も参加調整-北朝鮮をけん制
麻生さんは、総選挙での与党の勝利は、北朝鮮のおかげだと言ったそうである。
たしかに、北朝鮮が核兵器と、ICBMの開発に突き進み、実験をくり返すことは、とても、重大な挑発こういであることはそうだと思う。しかし、一方で、それへのけん制と称して、軍事的圧力をかけ続ける、こういうことがこの間、くり返されている日米の動きも、考えなければいけないとも思う。
米空母3隻、西太平洋で演習=11月中旬、自衛隊も参加調整-北朝鮮をけん制(時事通信)米海軍の空母3隻が11月中旬、西太平洋で合同演習を行う予定であることが26日、米軍筋への取材で分かった。自衛隊も参加する方向で調整している。空母3隻が参加する演習は「極めて異例」(米軍高官)。米国の軍事力と日米両国の連携を誇示し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮をけん制するのが狙いだ。
訓練に参加するのは空母「ロナルド・レーガン」「セオドア・ルーズベルト」「ニミッツ」の3隻。いずれも複数のイージス駆逐艦などと空母打撃群を構成しており、大規模な演習となる見通しだ。
6月には空母「カール・ビンソン」とロナルド・レーガンの2隻が日本海で合同演習し、海上自衛隊と航空自衛隊も参加した。ただ、空母3隻による合同演習は2007年にグアム沖で実施して以来。今回の演習場所は未定だが、朝鮮半島付近で実施される可能性もあるという。
3隻の空母を終結させるなど、聞いたことのない事態。空母は、打撃群を構成するから、そうとうな規模のものになる。そこに、日本の自衛隊の護衛艦というなの艦船も動員されることになる。うーん。それが北朝鮮の近くでおこなわれれば、かなりの緊張した事態になっていく。ちょっとしたことで、戦闘状態ということもありうるのだけど。
米朝にはそれでも対話の回路があるようだ。しかし、日本政府にはそれはない。ただ、アメリカの軍事的な圧力行動につき従うだけということだ。北朝鮮に隣接する日本と、遠く離れたアメリカではいろいろな違いもあるのにだ。
問題は、この事態をボクらがどううけとめるのかだ。冷静に考えると、最終的には、「対話しかない」のは明らかだ。戦闘がはじまれば、とりかえしのつかない事態に、日本も北朝鮮もなってしまうから。その「対話しかない」ということをしっかり腹に落としていくような議論をしなければいけないのだろうが。
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