突然消えた和久田麻由子アナ ”有事”に軽視される女性キャスター
たしかになあ。これは、ちょっとなあ。
突然消えた和久田麻由子アナ ”有事”に軽視される女性キャスター(yahooニュース) 水島宏明今朝(9月15日・金曜日)、NHKの朝ニュースの顔である和久田麻由子キャスターが番組の途中から突然、消えた。
そのまま、彼女は2度と画面に戻ってくることはなかった。
北朝鮮がミサイルを発射。7時1分に政府が「Jアラート」を発令したことで和久田さんが画面からいなくなってしまったのだ。NHK「おはよう日本」7時台、番組の冒頭で今朝も和久田アナが笑顔で登場していた。
この日も冒頭はいつも通りにキャスター陣が挨拶。ニュース担当キャスターの高瀬耕造アナ、和久田麻由子アナ、スポーツ担当の上原光紀アナがそろって笑顔を浮かべた。
ところが1分後に「Jアラート」が発令されて、画面は「国民保護に関する情報」という黒画面になり、そのまま放送も「有事」のような体制になった。途中で高瀬アナが一瞬登場することがあるが、女性はいっさい出てこない。
官邸の記者もスタジオで解説する政治部や国際部のデスクもソウルや北京、ワシントンなどの特派員ら出先の記者もみんな男性だけ、なのだ。北海道から中継する記者も含めて男性しか登場しない。
ニュースを読む信頼性が高いからメインキャスターになったはず。それなのに和久田さんはなぜ消えてしまったままなのか。和久田さんはおろか、女性はアナウンサーも記者も登場せず。朝ドラの「ひよっこ」も「あさイチ」も中止になった。実は8月29日の「おはよう日本」でも和久田さんは途中から姿を消していた。
……
しかし、まあ、なんでこんなことが! そもそも、政治に近い場面を扱う番組では、いつも男性がメインで、女性が出ても、添え物というか、アシスタント扱いと言う感じがNHKはありありだからなあ。社会部系の報道の現場では、こんなことはないのだろうけど。政治に近くなればなるほど、こういうことが蔓延するのだろうなあ、たぶん。ちょっとなあ。きどいなあ。NHK。
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