自民、憲法改正推進本部事務局を部署に格上げ
それでも安倍さんは、正面突破をやるの?
自民、憲法改正推進本部事務局を部署に格上げ(読売新聞)自民党は、憲法改正推進本部(本部長・保岡興治元法相)の事務局を8月1日付で部署に格上げし、体制強化を図る。
同本部は2004年、総裁直属の特別機関として設置されたが、事務局はプロジェクトチーム(PT)として政務調査会など他部署の職員が兼務していた。
安倍首相(党総裁)が、改正憲法の20年施行を目指し、今秋の臨時国会に自民党案を提案する意向を示していることを受け、党としても後押しするため、事務局機能を担うPTを廃止し、新たに部署を設置する組織改編を行うことにした。これまで兼任だった職員を専従とし、今後、職員を増員して機能を拡充する。
同本部の全体会合では、8月初旬に自衛隊の根拠規定の追加など四つの改憲項目の議論が一巡する。調査機能を強化することで、自民党案のとりまとめ作業を加速させる方針だ。
たしかに、いまの自民党には、改憲悲願のタカ派が多いことは事実だろうけど。これで上手くいくのか?支持率が下がると、国民が慎重な改憲に手をつけたくない勢力が動き始める。と、同時に、改憲推進勢力にとっても、安倍さんがじゃまになりかねない。もしかしたら、安倍さんをすげ替えて、改憲の芽を残すことを考える人たちもでてくるかも。そういう相当難しいかじ取りのなかで、安倍さんは何をめざすのか? かといって、これを下げれば、別に安倍さんにいてもらう必要もなくなるわけだし。
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