共産・穀田氏の国対委員長20年で祝賀会=与野党幹部がエール
共産・穀田氏の国対委員長20年で祝賀会=与野党幹部がエール(時事通信)共産党の穀田恵二国対委員長の就任20年記念祝賀会が30日、京都市内で開かれた。1997年9月の就任以来、歴代政権との攻防の最前線に立ってきた穀田氏に対し、大島理森衆院議長ら与野党の国対委員長経験者が党派を超えてエールを送った。
穀田氏はあいさつで「私たち(議員)は国民から白紙委任を受けたわけではない。(採決強行は)議会制民主主義の土台を崩し、劣化を招く」と述べ、重要法案の徹底審議を求め続ける考えを強調した。
自民党国対委員長の在任日数最長の大島氏は「(穀田氏は)憲法、国会法、先例で正論を吐く。われわれもたじたじとなる」と指摘。衆院京都1区で穀田氏と議席を争う同党の伊吹文明元議長は「戦友という感じが強い」と語った。
共産党らしいのは、たんなるパーティや同窓会に終わらせないこと。あくまでも、「議会制民主主義」について語り合うつどいにしているところだな。穀田さんが、「(採決強行は)議会制民主主義の土台を崩し、劣化を招く」と言えば、河野洋平元衆院議長は、「小党といえども、その背景には数十万、数百万の国民がいる。自らもかつて新自由クラブ代表の折に、少数会派としてその意見を国会に反映させるのに苦労した。穀田議員は、20年間もその仕事を貫いてきた。これからも、少数会派の意見を大切にする議会となることを願う」と、現状の国会運営に苦言を呈する。最後の田原総一郎が何をしゃべったのかが気になるところ、安倍首相に会って30分の予定が1時間半になったこと、「政治生命をかけての冒険」をアドバイスしたというが……。そして、それは民進党も共産党も喜ぶことだと語ったそうだが、それは解散ということ? はてさて。
8月は政治がどう動くか? 野党共闘の前進を願うし、そのもとで、政治の対決点がいっしょう浮き彫りになればいいと思うのだけど。
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