わたしの話を聴いてほしい
4月にNNNドキュメントで放映されたもの。やっと、見ることができました!
昨年7月、神奈川県相模原市にある障がい者施設で19人もの命が凶行によって奪われた。事件後、1人の映画プロデューサーが動きだす。向かったのは、13年前に撮影した障がい者施設「びわこ学園(滋賀)」。そこには、重度の障害を抱えながらも離れて暮らす男性を思い続ける女性や、目や手のかすかな動きを頼りに"声なき会話"をする親子の姿が。不自由な体から絞り出される言葉に込められた、今だからこそ伝えたい思いと願いとは。
びわこ学園で暮らす、重度の障害者たち。すごいなあ、不自由だけど、自由に生きている。ボクらは、よくタテの発達と、ヨコの発達と言ってきたけど。竹内さん流に言えば、上への発達と「社会と文化の水平的展開」。いずれにしても、そういう関係性のなかでしっかり豊かに生きる姿がそこであるし。時間の流れ方もまったく違う感じがする。悔しさや悲しみも、喜びもしっかりそこにある。ボクには、まったく知らない、見えない世界と生き方。これからの社会をどうつくるかということのビジョンを考えるとき、そういう見えない世界への想像力というものがないとダメだし。自分には見えない世界があることをしっかり自覚しないといけないなあと、とりわけそう思った。
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