変貌するPKO 現場からの報告
昨日のNスぺ。一昨日テレビが壊れて、あわてて、新しいものを注文して、セットして……。少し、いままでより、小ぶりで、性能もダウン。まあ、ほぼ、ボク専用なわけだから、安いやつ、安いやつ。しかし、このNスぺには驚いたなあ。
南スーダンで国連のPKO活動に派遣されている陸上自衛隊が、5月末までに撤収することが決まった。治安情勢が悪化する中で、様々な活動を行ってきた自衛隊。その活動を振り返ると、施設部隊としての実績とともに、PKOが直面する「課題」や「任務の変化」がみえてきた。 世界中で展開するPKOは、いま大きな分岐点を迎えている。これまで「停戦監視」や「国づくり支援」が中心だったのに対し、今やテロ組織の脅威にも対応しなくてはならず、任務は長期化。住民や国連職員を守るための「戦闘も辞さない文民保護」が求められるようになった。 そうした中、オランダはPKOから一部の部隊を撤退。アメリカも「アメリカ第一主義」を唱えるトランプ大統領のもと、国連の活動への関与を弱めつつある。しかし一方で、中国は、アフリカPKOに積極的に派遣するなど、存在感を増している。 いったいPKOはこれからどうなっていくのか。日本は、世界は、それにどう向き合おうとしているのか。自衛隊や世界各国の活動を検証しながら、国際貢献のありかたを探っていく。
南スーダンのPKOの間近での戦闘の様子や、自衛隊がどこまで危険だったのかということがかなりリアルに取材されている。自衛隊が隠してきた事実も。その背景にあるPKOの変質、変化。オランダの話も生々しかったし、中国の話も。
自衛隊員も、死を覚悟して、家族への思いを手帳に震えながら書いた話だとか。うーん。
ここまで、迫ったのは驚いた。しかも、それが放映されたのが、完全撤退が完了した直後。これもまた、なんともはやだけど。
今後の議論の参考にしていくべきなんだろうなあ。まずは。
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